君が星座になるまでの一万年

miiko
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星くずを撒いていたんだ白んでいく空に

こなごなになった時計の針で

あっちこっち縫いつけた

ほつれた糸もそのままに

短い春が終わってしまうよ

銀色の冬に紡いでおいた糸

君はずっと前から、僕だったんだろうね

まだ光を跳ね返しているから

一万年後もまだ

君のままなんだろう

不器用に縫い付けて

僕までずっと続く

それを知らない星座の

名前で読んでみたりしていいかな