息子が高校生になった。2人の子どものうち下の子なので、わたしにとっては最後の子育てになる。中学生まではありがたいことに給食があったので、これからはお弁当が毎日必要になる。私は料理がとても苦手だが、これからは毎日お弁当をつくらなきゃいけない。
そんな時ふとSNSで見かけた呼びかけ。ちょうど息子の入学式をおえてお弁当をつくりだして2日目のことだ。高校生になった子どものお弁当つくりがはじまるので、みんなでインスタグラムに投稿しよう、というものだった。ふだんだったら私はすぐに行動を起こすことなんか絶対にないのだが、なぜかこのときは衝動的にインスタグラムのアカウントをつくっていた。
きっとわたしの中で、もうそろそろ子育てもおわるな、でもやり残した感があってこのままだと後悔しちゃうなという感情があったのだとおもう。結局、子育てはじぶんのためにするものであって、じぶんの人生を豊かにするものだから。
だから息子が高校を卒業するまでの約1000日間、息子とともに歩んだ記憶としてお弁当のことを記録していこうとおもう。
息子にはこんなこといったら キモ と一蹴されそうだけど、いいんです自己満だから。わたしにこんなキッカケをくれたどこかのパパさん、ありがとう。