電気羊って良い訳◇週報[1/9-1/15]

mikigon
·

1/9 火

ゆうこさんと会って2023年良かったコンテンツのシェア会をする。

私はコンプソンズを激推しし、ゆうこさんから大石晴子と新しい学校のリーダーズをお勧めされる。

好きなものを交換する会話、エネルギーチャージされるから大好きだけど、仕事の人とかとあんまりそういう会話にならなくて寂しい。

https://open.spotify.com/artist/7d2QeclNKv9vuSvvHuXKQE?si=sOOZGY75RPK4AoEQhY6gsA

1/10 水

仕事が普通に始まった感じになる。

1/11 木

まつぱ→髪とメンテに行ったら、2人とも2月から独立するとのこと。

両者とも日中普通に働いてから夜開業準備をしているそうで、少しお疲れ気味。でも若いから「開業のために仕事を休む!?その発想はなかった」と言っていた。

若い人が若いというだけで出しているエネルギーがどんどん見えるようになっていく。

1/12 金

肋骨への意識の高まりから、呼吸の練習を。

5秒で息を吸って5秒で吐く、をストップウォッチで図りながらやったけど(肋骨を緩める効果を期待)、5秒も使いきれない。

1/13 土

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が面白い。

第三次世界大戦後、荒廃した未来の地球で、火星からやってきたアンドロイドを人間が狩るというお話。

今の技術ではアンドロイドは人間そっくりで、見分ける術は「他者への共感度合い」を図るテストのみ。

また、荒廃した地球では生物がほぼいないので、本物の動物を持つことが贅沢だし、本物そっくりの電気動物が安く流通している。主人公のアンドロイドハンターも、電気羊を飼っていて、本物を持つことを夢見ている。

人間とアンドロイドを区別するのは「共感性」と書くと違和感があるが、ディックは「親切心」とも言っているらしい。「他人に親切であろうとする気持ち」が人間らしさの決め手であるということは、しっくりくる。自己主張や私はこれをやりたいといるwillよりも、親切でありたいという気持ちの方が人間っぽい。

小説の冒頭は、「脳刺激によって自分の情動をコントロールするマシン」があって「仕事に向かう気持ちになれるモード」「未来に開かれている多様な可能性を認識できるモード」とか「自虐的なモード」とかで気持ちをコントロールする話をしている。

昔はそうやって機械的に気持ちをスイッチしている人の方がアンドロイドっぽいと考えていたけど、そういうスイッチに縋っている方が人間らしいと、今となっては感じる。

1/14 日

大好きなpodcast「ゆる言語学ラジオ」のスピンオフイベントみたいなのに行く。

https://open.spotify.com/show/3nBZ3AgBAfSYdHbpJflIHZ?si=31ffd145984145cd

知的好奇心強いオタク気質そうな人ばっかり集まっていて非常に心地良かったが、交流会的なものには参加できず虚空を見つめて突っ立って時をやり過ごした。堀元さんは進行が上手だった。

1/15 月

親切でやってあげている仕事に対して「当たり前だろ」という態度で受け取られ腹がたつ。

大人の常識として、親切の仕事は、「これは親切でやってますよ」というアピールをしながらやらなくてはいけない。でもそれはとても苦手なので、私の場合、このような仕事は切ってしまう。

大体の会社は「まず最初に成果物を定義しよう」「報酬に相当の仕事をしてもらおう」という意識があるので、こういう仕事は切っても問題ないと考えている。肌に合う仕事だけをすれば良いのだ・・・

夜に「市子」を観る

@mikigon
本好きフリーランスPMの日記