最近、いよいよ自由になる時間がない。ここが人生のひとつのピークではないかと思うので今の平均的1日をメモしておく。
朝は6時半ごろ起床。ここ一ヶ月くらいは喘息でおちおち寝ていられず、4〜5時間の睡眠が定着してしまっていた。
起きて顔を洗い、朝のジャーナリングをする。7時頃にはマメ氏が起きて、ねぼけまなこで私の部屋に駆け込んでくる。スリーパーのボタンをぶちぶちと開いて脱ぎ捨てると、「くるま、みる」と言って私の手をひきリビングに連れて行こうとする。
そこから保育園に連れていくまでの間はノンストップ子ども時間。マメ氏のおむつを変え、着替えさせ、朝食を作って食べさせ、食べ終わる頃に大人の朝食を出して夫と朝ドラを見ながら食べる。ドタバタと出かける準備をし、8時半までには家を出て送迎。朝食の後片付けやゴミ捨てを夫がしてくれるのが救い。
9時までに家に戻り、間髪入れずにPCを開いて勤務開始。そこから17:45まではぶっ通しで仕事。10月からマネージャーと部門長の兼任になったためスケジュールのゆとりは皆無である。1日に7つも8つも容赦なく会議が入るし、貴重な合間時間は資料作りと大量のDM書きでわたあめのように溶けていく。在宅なのにトイレに行く暇もなかったりする。
17:45になったらダッシュで保育園へ。マメを連れて時には買い物をしてから家に戻り、YouTubeを見せて時間を稼ぎながら夕飯作り。19時半ごろにお互いの食事を終え、食洗機を回したりテーブルの掃除をしたりして、20時頃にはお風呂。その合間にも細切れにPCを開いて残業。あがったら歯を磨かせたり絵本を読んだり、無限お店屋さんごっこに付き合ったりして、20:45頃にはなんとか説得して寝室に追い込む。
そこからがまた大変だ。最近ではちっともすんなり寝ないマメ、1時間以上ずっと騒いでいる。歌を歌えと言ってきたり、水筒の水を飲んだり、寝室に毎晩持ち込むミニカー類を暗闇の中で検分したりと忙しい。ちなみに検分の際は私に「ぴかぴかつけて(スマホの画面をつけろ)」と要求してくる。私が少し前に、スマホの懐中電灯機能を使って天井で指影絵をしてあげたらそれにもハマってしまい、「かにさん! わんわん! ちょうちょ!」と激しく命令してくることもしばしば。
22:15頃になるとようやく寝てくれるが、この時間になるとこちらの体力が残っていない。なんせ7時頃からほぼノンストップなのだ。マメと一緒に寝てしまうのが一番いいのだが、最近では疲れのせいで早く寝ても起きるのが6時台になってしまう。
どうせ起きられないのなら、と思って寝かしつけの後に自室に戻り、作業に勤しむことも増えた。といってもあまり生産的なことはできない。昼間のうちにゆっくりできなかった買い物をしたり、部屋を片付けたり。それらが終わってようやく本を読んだりnoteを書いたりできるのだが、冒頭に書いたように最近では4〜5時間しか寝ていなかったりするので捗らない。あと、どうしようもなくて会社の仕事の残務をこの時間にすることもある。
寝かしつけの延長で寝ようとしても、その後部屋で作業をしても、結局ちゃんと眠りにつくのは0時過ぎだ。頭が興奮しすぎて眠れなかったり、喘息で苦しくて眠れなかったり。どちらにしても睡眠の質は最近極めて悪い。
そうして明け方、またゼコゼコしながら起きる……。
休日は休日で違うタイムラインなのだが、平日はだいたいいつもこんな感じだ。ご覧の通り、完全に自分のためだけに動ける時間というものがほぼない。朝に少し、そして夜にも少し、そこだけが頼みの綱。
その少しを最大限上手く使うべきだ、もっと体力をつけ、喘息の治療を頑張り、やることをしぼりにしぼってリソースの集中投下をしなければいけない……ということは痛いほどわかっている。しかし夜は完全に疲れ果てているし、その疲れが朝になっても抜けないため、結局元気な状態で一人になる瞬間がなかなか作れない。難しいもんである。
一番辛いのはもちろん、文章を思う存分書けないことだ。これほどまでにそこの自由がきかないのは、16歳でWEBサイトを作って日記を書き始めて以来、人生でほぼ初めてだと思う。つまり20年以上経って初めて知る不自由。
救いは、こういう生活ではあっても、子に対しての負の感情は湧かないことだ。ありがたいことに産後、まだ一度もマメに対してイライラしたことはない。よく喋るようになった子どもは常に120%可愛い。
ただ、自分に対してはだいぶイライラする。無駄な時間がないわけではないはずなのだ。スマホのスクリーンタイムを見ると、ゆうに100回はスマホを持ち上げているみたいだし。そう、改善の余地はあるのだ。
まずは喘息を直すところから頑張ろう……。