いよいよ疲れが溜まっているなあ、と思う。
出産からここまでまったく休みなくやってきたしこの先も当分ないわけで、そのことが身体的にも精神的にも重くのしかかってきている感覚がある。ひとまず次のベビーシッタータイムはしっかり休もう……。
睡眠時間が連日5〜6時間になりがちなのもよくないと思い、今日はマメ氏の昼寝タイムの間一緒に寝てみた。マメ氏が珍しく2時間近くぶっ通しで寝てくれたため私も1時間以上眠ることができ、今日の合計睡眠時間は8時間に。やっぱりトータルこのくらい寝た方が良さそうだ。シンマイさんも8時間睡眠を死守しているらしいし。
午前に30分、昼に2時間という月齢に対して理想的な睡眠をとったマメ氏は午後ニコニコだった。
ちなみにもうヘルメットのことはまったく嫌がらない。まだ全体的には楕円だが、以前真っ平らだった部分がしっかり丸くなり、たとえ今何かのトラブルで治療中断ということになっても受け入れられるくらいには以前と見違える形になった。右後頭部が丸くなったおかげで寝転がしたときに右向きで固定されてしまうことも減り、左右に体をひねってくれる。夫が「高くて安い●十万円」とつぶやいていたがまったくそうだなあと思う。
夫は昨日以上に体調が悪そうで、今日も午後まで基本戦闘不能。夕方少し復活したので一緒に一番近くのスーパーにマメ氏も連れて買い物に行き、そのままマメ氏をまかせて私はカフェでひとりお茶。何か有益なことをしようと思ったが疲れでできず、ぼんやりネットを眺めて過ごす。
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産後、不安や疲労に負けそうになる自分を鼓舞したり、価値観について考え直したりするために本でもWEBでもいろんなものを読んだ。特にやはり育児経験のある女性の書いたものはかなりたくさん読んだと思う。YouTubeも見ている。しかしどうも私の求める質感のものは見つからなくて、だんだん英語圏や韓国語圏のコンテンツを探すようになった。そして実際に手応えがあった。
何が違うんだろう、とずっと考えている。日本の”母親”や、”女性”そのものをめぐる書き物に私が感じる欠落感の、何を多言語圏の文章は埋めてくれているのだろう。
大部分を機械翻訳で読んでいるために、母語だと感じるはずのいろんなニュアンスを、ネガティブ方面も含めて感じないで読めていることの影響はかなりあるのだと思う。しかしそれだけではない気がする。これはあくまで”私にとって”心地よいというだけだが、からっとした啓蒙精神や、サブカル的な知識の前提を必要としない素朴なユーモア、壮年・初老の女性であることに対しての屈託のなさなどに私はだいぶ救われているのだ。
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腹筋運動を再開した。産後、なんとなく腹筋に力を入れようとしたときに「力の入れようのない」状態になっていることに驚愕したものだが、2ヶ月目からピラティスを再開し、ようやく下地が整ってきたので強めの腹筋運動も取り入れていくことにしたのである。少しやるだけでもめちゃくちゃつらい。高校生のときは一日100回もやったのに……。今は、支えなし・反動なしだと一番ベーシックな腹筋運動はほぼ不可能である。特に腹直筋が使えない。無理しても意味がないので軽い運動から始めたが、それでも筋肉痛がすごい。頑張って毎日やろうと思う。