這い上がるマメ

mikipond
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公開:2024/6/13

 マメ氏が夜な夜な、私が寝ているマットレスに這い上がってくるようになってしまった。先日描いたこれ↓がついに突破された形である。

 現在、私とマメ氏は私の仕事部屋で寝ている。部屋の一辺に沿わせた子供用のマットレスにマメ氏が寝て、私はそのマットレスと直角になるような形で置いたコアラマットレスを使う。そして夜中(大抵夜明けごろ)にマメ氏が泣いたら私のマットレスに移動させ、少しだけ添い乳して二人でもう一度寝る。

 生後すぐの頃から、ずっとこの同室・別ベッド(ただし夜泣きをしたらマットレスに連行)スタイルでやってきた。

 子がマットレスに這いあがろうとし始めたのは、後追いの傾向が出てきてからだ。マメ氏は巷で見るほどの激しい後追い行動はまだほとんどないのだが、夜などたまに急に不安になるのか泣きながら私の方に這いずってくることがあり、コアラマットレス進出もその一環だった。

 で、一生懸命ボルダリングに励んだ結果、4、5日前からとうとう「私がいようがいまいがマットレスの上によじ登ってそこで寝る」という行動をとるようになってしまった。別部屋で監視カメラを見ていると、寝ていたところからふっと体を起こし、半泣きでコアラマットレスの方へ這い寄りフレームアウト→部屋を見にいくとコアラマットレスの上で倒れ伏して寝ている……ということがしばしばある。可愛い。しかし困る。シングルサイズのマットレスの上で、明け方の1〜2時間ならともかく夜通し二人で寝るのはけっこうしんどいのだ。子どもは寝ている間によく動く(360度回転したりする)から結構蹴られるし、私は165cmのでかめ女なので、できれば手足を伸ばして寝たい。コアラマットレスは厚みが23cmとそこそこ高さがあり、壁と私の体で挟んでおかないと落っこちた時が危ないという不安もある。

 となると、もうシングルサイズの布団なり薄いマットなりを二つ買って並べて敷くしかないのかなあ……と最近は思っている。コアラマットレスの快適さに慣れてしまうと他の寝具がちょっと辛いが、ベビーベッドだと夜泣き対応が面倒だし、どこに転がってもらってもかまわない状態にしておく方が今は私の安眠のためにもいいのかもしれない。

@mikipond
まめとき日記(豆と未樹の日々の記録)/宗岡(小池)未樹です。23年8月に生まれた子ども・マメ氏との日々のことをひっそり書いていきます。