BCG

mikipond
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今日は朝イチ病院。BCGの注射を打つためである。腕にぽつぽつ跡が残るあれだ。

上半身を裸にするのでセパレートの服で来いという通達があり、先日のお呼ばれの日以来のシャツ+パンツルックに。マメ氏は身長が高くて顔もわりと老けているので、セパレート服を着せるとかなり月齢が上に見える。なのに実際はまだ寝返りさえできないTHE・赤ちゃんなのが不憫可愛い(2回目)。

BCGは、結核菌の毒性を薄めた懸濁液というものを腕に少しだけ塗り、上からハンコ注射を2回押し込むことで接種が完了する。終わったあとはその液を完全に乾かさないといけなかったりと、いつもの注射よりも少しばかり注意が必要なワクチンだ。……ということは今回初めて理解した。私もはるか昔に打ったはずだが。

ハンコ注射は、一本針の注射よりはやはり痛くないらしく、マメ氏の泣きもウワーン一発で済んだ。終わって腕の塗布液を乾かしてもらっている間も案外けろりとしており、うちわをあおいでくれているスタッフさんの顔をしげしげ見つめるなどわりと余裕の様子。しかしマメ氏の後に打たれていた子は終わったあとも盛大に大泣きし続けており、お母さんに「もう終わってるのにねえ、収まりがつかなくなってるのね」と笑われていた。

帰りには薬局でキューピーのベビーフードを購入。トマトといちご、というやつを今日はあげてみたがいささか困惑していた。まあ初めてだからかもしれない。明日は実際のミニトマトをあげてみようかな。うどんペーストもあげてみたい。いろいろ食べさせるのは面白い。

夕方は、マメ氏を連れて近所のショッピングセンター(大)まで散歩に行く。パン屋で小さなレーズンパンを買ってフードコートでかじり、子ども用品のショップが並ぶエリアへ。

すみっコぐらしのぬいぐるみが大量に売られていたので何体かつまんでマメ氏の鼻先まで突き出してみたところ、ニコッと笑う。へえ、と思っておもちゃショップに行き、大きめのぬいぐるみをいくつか突きつけてみたらやはり何度かニコニコ笑っていた。しかも実際の人間と目を合わせたときと同じように、はにかんだように笑って視線を外したりしている。これはそろそろ、愛着の持てるぬいぐるみなど出現する頃なのかもしれない。

@mikipond
まめとき日記(豆と未樹の日々の記録)/宗岡(小池)未樹です。23年8月に生まれた子ども・マメ氏との日々のことをひっそり書いていきます。