登録してみた。育児日記でもつけようかな。反応がほしいタイプの文章でもないし。
今日のマメ氏(我が子・3ヶ月・仮名)は全体的にごきげん。ここのところミルクの飲みむらがあったのがおさまり、平均的に150mlずつ飲んでいた。
我々の目下の重大プロジェクトは、なんといっても向き癖と斜頭の克服。この3ヶ月、断固として右ばかり向き続けてきた氏の頭は完全に斜めになっており、このままでは私と同じそら豆型の頭になることが免れ得ない。そしてヘルメット治療は歯科矯正と同じで50万円以上かかるから極力やりたくない。ので、まだ頭の形が動くときく6ヶ月までの間にできることはしておきたいのだ。
今やっているのは、各種ストレッチとうつぶせの訓練、あと夜眠る時の頭の角度調整。やることは大人の姿勢矯正とほぼ同じだ。いやがられながらストレッチを施し、睡眠から起きて機嫌が回復するたびにうつ伏せにする。頭が多少ふらふらはするが、もうしっかり胸を上げて辺りを見回すことができていて感心する。先週はまだ首しか上がらなかったのだ。
夕方、子の寝床の敷物を冬用のちょっと柔らかいキルティング素材のやつにする。ふかふかした毛布のようなものだと事故死のリスクが高まるらしいから怖いが、これならまあ大丈夫だろう。
金原ひとみのこの文章が面白かった。
こういう苦しみを感じてきた・感じている・感じることを予期している女性がこの社会には大勢いるのだろうなあと思う。そうじゃなくていい社会にしたいな、とも。
かくいう私はどうかというと、今のところ「母の仮面」なるものは感じていないかもしれない。産む前も後も、子どもに対してあまり深刻な気持ちを持っていないのだ。これから持つ可能性は大いにあるが、まあなんとかなるだろと思っている。
この「なんとかなるだろ」が、育児に関して一番ネットで言いづらい言葉だ。もちろん人生にはなんとかならない可能性もたくさんあるので、他人にそれを言うつもりはない。でも私は自分に対して、いつも「まあなんとかなるよ」と言っている。なんとかなるものはなるし、ならないものはならないだけだと思っているからである。