金原ひとみの記事についてあれこれ考えていたせいなのか、保育園がらみの夢を見た。
夢の中で私はまだ大学生で、弟が保育園に通っているという設定（実際は6歳差なのでそんなことにはならない）。現れた母がもじもじしているのでなんだと思ったら、「実は弟が卒園するまでの保育料が5000万円かかる」と言う。5000万円は法外すぎる、と私はたまげて役所まで行くのだが、法律や条例や我が家の所得などの状況からこうなるのだという。私は「いくらなんでもひどい」と役所の人をなじるが、「私が文句を言われる筋合いはない」と向こうは鼻で笑う……というところで目が覚めた。たしかに役所の人に怒ってもしかたがないが5000万円はやっぱりひどい。現実がそこまで理不尽でなくてよかった。
今日はマメ氏がよくぐずる日だった。9時にベビーシッターのCさんが来たタイミングで、いつもならすんなり朝寝をしている頃なのにまだエンエン泣き続けていた。Cさん曰く「天気が崩れると、気圧なんかの関係で赤ちゃんもぐずりやすいんです」とのこと。それに加えて、昨日外出が長くて昼寝が短かったことが影響しているのかもしれない。しばらくCさんに遊んでもらい、10時過ぎに疲れ果てたところをマットに転がし直したらようやく渋々寝た。こんなに手こずったのは1ヶ月半ぶりくらいだ。しかしそう言ったらCさんに言われた。
「いや、マメちゃんのこれは全然たいしたことないですよ。抱っこなしで寝るし楽ですね」
たしかに、マメ氏は今のところさほど抱っこを要求しない赤ん坊である。抱けば落ち着きはするが、寝るときはマットの上で勝手に寝落ちていく。
私はたとえマメ氏が泣いても、よほど激しい泣き方でなければ15分くらいまでは静観する。眠くて泣いているときに、やたらと抱っこして刺激する方が寝なくなりそうな気がするからである（興奮体質の私の感覚）。激しく泣いたときは一旦抱き上げて「そんなに泣かなくても大丈夫だ」と説得を試み（本当に言葉でコンコンと言い聞かせる）、落ち着いたらまたマットに転がす。生後3週くらいからはずっとこのやり方できていて、今のところ寝つきはそこそこいい。最近は、マットに寝かしてしばらくオルゴール曲をかければ、しばらくウニャウニャ文句（らしきぐずり）を言っていても10分程度で寝ていることが多い。
とはいえ今日はぐずりデーだったので、合計三回の昼寝で毎回30分くらいずつぐずり、寝ても1時間程度で泣きながら起きるということを繰り返していた。
ぐずりが長いとこちらのアクションも増えて大変といえば大変だが、わんわん泣いているマメ氏も可愛い。新生児の頃と同じ、顔中がバッテンになったようなクチャクチャ顔で泣いている様子を見て何度も笑ってしまった。Audibleで「資本論」についての本の朗読を聴きながら気長にぐずりに付き合って過ごす。
夕方には機嫌が直っていたので、抱っこ紐に入れて買い物へ。図書館でハードカバー本を三冊借り、加えてスーパーで果物など買ったので荷物が重かった。
マメ氏がぐずっていた以外は平和な1日だった。しかし書く方がちっともできていないなあ。