へろへろ、グチグチ

mikipond
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昨日の夜中から、謎の腹痛と悪寒が発動してヘロヘロだった。胃腸炎だったのか、過労で消化能力が落ちているのか。

おかげでかなりきつい一日になった。気持ちが悪くてまともに眠れなかったし、起きたあとも少し立ったり歩き回ったりするだけでうずくまってしまう。それでも赤ん坊はいつも通りの生活を送るわけで休んではいられない。

かわいそうだとは思ったが、今日はマメ氏には超省エネあやしで我慢してもらった。授乳とミルクと離乳食以外の時間はほぼ二人でマットに寝転んだ状態で遊び、しんどくなったらU-NEXTで「おかあさんといっしょ」などのキッズ番組を流した。あまり映像ばかり見る子どもにはしたくないがたまには仕方がない。あとはマメ氏の体力を削るためにうつぶせ訓練をたくさんした。昼寝も長めにしてもらった。マメ氏にとってはあまり刺激のない一日だっただろうと考えると切ない。

赤ん坊は意外と親の言葉をちゃんと受け止めているという話があるので、「今日はお母さん、体調が悪いから協力してほしい」と何度か語ってきかせた。マメ氏は賢いからある程度理解してくれたんじゃないかと勝手に思っている(いい子にしていた)。

離乳食は、粥としらすとほうれん草リベンジ。ほうれん草はやはり泣いて嫌がる。うーん、食べられる日が来るのかどうか。

私の方はだるくて気持ち悪くて何も食べる気にならなかったため、朝からバナナを2本とみかんゼリー、あとは干し芋を齧って過ごした。幸い、夫が早退して夕方17時頃に帰ってきてくれたので風呂はおまかせ。

ワンオペ育児生活の中で体調を崩すと本当に厳しい。しかしもうマメ氏も胎児時代から温存していた免疫力はなくなる頃なので、これから同じようなことは何度でもあると覚悟しておくしかないのだろう。

それにしても、何も書けていない(正確に言うと「書き上げられていない」)生活なのがつくづく辛い。

もちろんそれでも、毎日10分、15分という細切れ時間にでも書いて積み重ねていくしかないのだ。それができれば、むしろ時間がだだ余っているとき以上にちゃんとものは仕上がっていくはずなのだ、と頭ではわかっているものの、育児で力尽きて何もしないまま終わる日の多さに打ちのめされる。育児で消耗すると、時間がない以上に創造性が湧いてこないのだ。キーボードを前にしても「無」になってしまう。

「産後半年で、ワンオペでそんなにいろいろするのは無理だから諦めた方がいい」と人からは散々言われてきた。それはそうだよな、とわかっている。ただそれでも、自分の努力が足りないんじゃないか、本当はサボっているのではないか、といううっすらした不安が消えない。

今私が継続的に書いているものは、この育児日記と、這いずるようにのろのろと書いている小説くらいだ。産後しばらくは出産や育児に関するエピソードや悩みをこつこつ書き溜めていたが、読み返すうちにどうでもいいものに思えて放り出してしまった。書いたもののうち半分は、何もできない、書けない、辛い、というぐずぐずした愚痴ばかりなのだ。

とはいえ、私自身が「ものを書いて生きていきたい女の、出産・育児との格闘」に関する文章を読むことを欲しているのも事実である。リアルタイムの愚痴なんか書いても見苦しいし、と自分に関しては思う一方で、WEB記事などググるときはリアルタイムの愚痴も含めて探している。女性の小説家や漫画家の、産後エピソードが記されていそうなエッセイなどもせっせと読んでしまう(みんなすごい)。だからまあ、私の見苦しい愚痴なども、どこかのもの好きには必要としてもらえるのかもしれない。ここで少しずつ吐き出しつつ、何か形にできそうなアイデアを考えようとうっすら思っている。

まだ全快していないので、今日はいつも以上に乱文な気がするが、まあそういうものもありということで。

@mikipond
まめとき日記(豆と未樹の日々の記録)/宗岡(小池)未樹です。23年8月に生まれた子ども・マメ氏との日々のことをひっそり書いていきます。