LGBTQ+
あまりにも細分化されて、もはやどれが何で、なにがなんだか理解が難しい。
たまに己のセクシュアリティについて考えるときがある。しかし、上記の中に当て嵌めようとすると疑問符ばかりが浮かぶのだ。そして最終的に当て嵌めることをやめるところまでがセットである。
そもそもなぜそこまで細分化されているのか。
それはどこかしらのカテゴリに当て嵌めることで安心感を得たいからだと私は思っている。
名前を持たないのは足元が不安定で心許ない。そんな思いから己を数あるカテゴリのどこかに当て嵌め、足元を磐石にしたいのではないのだろうか。
しかしながら、私自身はそのカテゴリに当て嵌めることが少々息苦しいというか、なんとも言えぬ感覚がある。定期的に不安になり、カテゴリに当て嵌めようとはするものの、結局当て嵌めることをやめてしまうのはそういう理由もある。
勿論、名前がつかないのは不安であるし心許ない。だが私はそれよりも、己でも言語化できないものを、説明できないことを、無理矢理そのカテゴリに当て嵌めることの方が苦しいのである。
しかしながら定期的に不安になりまた答えの無いことを考えてしまうのであろう。