過去のおもいで

milk_in_a_ear
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公開:2025/9/22

余白設定で段落間の空白を小さくできることに気づいた。最高。


最近、知り合いと会話をしている際に「自分の最も古い記憶」についての話題になった。

それから時々、自分の最も古い記憶について思い出そうとしているのだが、2つの点で確信が持てない。

まず、「最も古い」つもりで思い出した記憶が、最も古い自信がないことだ。思い出せてないものがあるだけかも知れないし、そもそも時系列が怪しい。

次に、「自分の記憶」である確信が持てない点だ。家族等から、昔の話を聞いた際に想像した映像を思い出しているだけの可能性がある。


この2点から確信はないのだが、恐らくこれが最も古い記憶だろうと考えている一つの出来事がある。

記憶の話をする前に、まず家族から聞かされたエピソードとして次のものがある。

私が2歳頃の話だ。

私の母親は、私を連れて公園に行き、ブランコに私を乗せて、まだ自力で漕ぐことの出来ない私のために、背中を押してブランコを揺らしていたらしい。

ブランコの揺れが大きくなってきた頃、母親は「お空まで、飛んでけ〜」と言い、さらに揺れを大きくした。

素直な私は、そこでブランコから手を離し、ブランコから、飛んだ。

母親いわく、ブランコから飛翔した私は完璧な着地を決め、隣にあったジャングルジムに登ると、その頂上で空を見つめたそうだ。


この話のほとんどの部分の記憶は、私の中にないのだが、公園の樹木の枝葉が自分に近づいてくる映像だけは本当によく覚えている。

そしてこの「樹木の枝葉が自分に近づいてくる思い出」が、家族から聞いた時系列的に、最も古い記憶だと考えている。


特に、締め方が分からなくなってしまったが、

もし、他の人にもなにか、幼少の思い出があればぜひ聞いてみたい。