Pでもファンでもない五十路がSideMの好きな曲を数えたら10曲あった件【謝罪多数】

mikan74_69
·

#私のオススメSideM楽曲10選

というタグを拝見した。企画を拝読した。

好きな曲はあるけれど、ぴぃちゃんでもファンでもないから、これに参加する資格はないな。

と思いつつ、今日に至るまで、毎日、このタグを追った。

タイトルの通り、わたしはただの五十路だ。

しかし。

参加資格に、肩書の資格は、ない、ような、気がした。読解力がないのかもしれないが、でも、そう読めた。誤読なら本当に申し訳ありません。

大体、好きな曲があるからって、10曲もあるか?

あった。

まあ、自分の胸の内でこっそり思っておけばいいことである。

あれ、期限がある。多分、読み間違いはしていないはず。

何度も読み返す。期限が、ある。

書ける時に書こう、と決めた。理由は後述。理由だけでも長い。

尚、ゲームをやっていない五十路が、これを書いている。

主旨に反しているというお声があれば、即刻受け止め、海の底で物言わぬものとする。

1 Not Alone

初めて聴いたのがいつか、もう記憶がない。

娘がいつの間にやらPになっていて、暇さえあれば、SideMのライブ映像を見せられていたのが最初のはずだ。

体調が悪いと、またかよ、と思ったことは一度や二度ではない。

だが、何となく、聞かされていた楽曲が「聴いた」になったのだ。いつの間にか。

多分、サブスク解禁タイミングだったか、楽曲名を娘に聞いたのがこれだった、ような気もする。覚えていないが気にしない。

これが最初に好きになった曲だから。

わたしは、ポルノグラフィティという人たちを十数年聴いていて、元々、彼等が全曲サブスク解禁、となったタイミングで利用し始めた。年間の聴いた回数ランキング一位は、常にポルノグラフィティ。

昨年末。

ポルノグラフィティに続いてランキングされたのが、C.FIRST。

聴いた楽曲、上位五曲はポルノグラフィティのボーカリスト、岡野昭仁のソロアルバムからだったが、六位に入ったのが、Not Aloneだった。

そんなに聴いたか?

聴いていた。

「つぶやくんだ」

この一節が聴きたくて、何度も何度も聴いた。こんな表現が出来るこの人は、どういう人なんだ、と気になって、もっと聴いた。

更に、偶然歌詞を読み直してまた聴き返すことになった。

これは、当事者の歌だ。

当事者目線は数え切れないほどある。けれど、今、この言葉を歌えるのは、この年代の子どもたちなんだ、と、強く思った。自分の娘はもう十代ではないから、この言葉を直接聴くことはない。

いくつもの衝撃が重なって、横で聞いているだけだった歌を更に「聴き」始めることになる。

楽曲は長く歌われる程、変化していくと思う。Not Aloneは、この後どんな歌になるんだろう。

2 Reversed Masquerade

娘の推しはこちらの店長である。他のユニットには申し訳ないが、必然的に、彼等の楽曲を聞かされ、聴くようになる。

実は、これ、彼等の楽曲というより、某円盤で見た、シャッフルユニット(でいいのかわからないが、ただの五十路なんでご容赦あれ、というのがこの後延々続く)六人組の印象が強かった。こちらもすごく好きで、娘にせがんでは何回も観ている。自分で買え。

じゃあ原曲はどんな感じだったか、とサブスク解禁の時、知っている曲を探し始めた。そして、もっと好きになった。

二十代、ミュージカルばかり観劇していた頃があり、こういう雰囲気は今でも好きなんだと改めて思った。一人一人の違う声質から一つの物語が出来上がる。カフェパレは楽しいな、娘。

3 Hungry?

北海道公演の配信を見るまで、この人たちのことは何も知らなかった。配信で見た某フェスで、Pさん達の呼称である「下僕」を叫んだ後、こういうキャラクターなんで、と、ちょっと怖そうな男性が、ごめんなさい、という口調で話していたが、それがここの人だとも知らなかった。

北海道公演後、好きな曲はどれだったか、とサブスクで探していて、あった!と聴いていたら、件の娘が、それ、THE 虎牙道!と寄って来た。現在、ギターソロが多い楽曲を聴いているせいか、曲中のアレンジでギターががんがん流れるのも好き。直近の横浜公演、殺陣の設定が面白かったなぁ。

それなら他の曲も、というお声、仰る通り。

すみません。

まだ脳が追っつかないんです。娘に「見せられて」いるのはライブ映像が九割。キャラクター自体のお顔をどうにか覚えてきたところ。ユニットが出来た背景、一人一人の性格やアイドルになるまでの過程等など、Wikipediaを追いかけるのが精一杯である。公式へ行け。今すぐ。

冒頭にある通り、主旨に反していたら、ここは真っ白な灰になるまで燃やし尽くします。

4 Hundreds Color

迷った。

好きな曲か、迷った。好き嫌いで言えるのかも迷った。

最初は他の楽曲同様、ライブ映像を観た。

凄い演出、凄い表現。この演者さんは本当に凄い、という、凄いの羅列しか出て来なかった。呼吸音、吐息を歌の表現として使うとは。某ミュージシャンを思い出し、若い人は凄いものだ、と、結局、凄い、で終わった。

この時、歌の背景については考えることもなかった。

今年に入って、改めて、この子はどういうキャラクターなんだ、とあっちこっち見ていたら。

ショックだった。

この歌の世界を考え直して、うわ、という声しか出なかった。

最近、もう一度、映像を観た。

いくらステージが高い場所とはいえ、どうしてこんな低い姿勢から歌い出すのか、と初見でも気になってはいたが。そういうことなのか。

貴方を温かく包む世界が続けば、と願う。

ところで。

キャラクターにここまで肩入れするとは!ミュージシャンや俳優を好きになったことはあったが。アイドルを好きになったことは一度もなかった。

貴方は凄い。結局凄いで終わらせる。これ以上書くと恥ずかしい。何でか知らんけど。

5 DRIVE A LIVE

最初は、アニメの主題歌、Reason!!がテーマ曲だと思っていて、ライブにて、「俺たちの始まりの曲」と言うのが意外だった。今となっては、これがないとライブという感じがしない。いや、現地にも行ったことないのに。すみません。

俺たちの始まりの曲、っていうのが好き。デビュー曲、ではないんだね。いつ何時でも、ここから始まる。いいな。声質が違う人たちで歌うユニゾンがこんなに素敵だとは思っていなかった。ハモるのがいいと頑なに思っていた自分、五十路過ぎたら変われるぞ。

6 NEXT STAGE!

何回聴いても「ベストステージ」だと勘違いしている。何なら今も、ベストステージって探していた。酷い。

これも、娘に見せられたライブ映像で知った。何回見たんだか数えようもない。それなのに。

ここまで書いてがっくり来たが、自分は何のライブ映像でその楽曲を知ったのか、さっぱりわからない。見渡す限りの荒野に一人立っているんだ。そりゃ身震いどころでは済まない。

娘に聞けばいいんですよ。だけどさ、聞きにくいんだよ!

個人の事情はさておき。

チャンスはピンチの顔してる、ってところ。

こんな言葉を真っ直ぐに歌えること、聴けること。

尊い、ってこういうことを言うのね。多分。自分調べ。

6 バーニンクールに輝いて

一気に客席の熱が上がる、ミュージシャンにはそういう鉄板曲があると思う。

SideMならこれだろう。

これも何かのフェスの配信だったか、SideMを知らない観客席をぐいぐい引き込んでいた記憶がある。

前述の娘は、声が出せない、声が出せる、どちらのライブも経験して、思うところがある、と双方で言っていた。わかる。声が出せない、声が出せる、双方の気持ち。わかる理由は「オー!リバル」という楽曲のライブ映像引用。別件です。

さて、これもまた、映像でのみ知っている曲なのだが。

てっきり、この人たちが歌っていると思っていた。

娘がカレーラーメンと言っている、あの人たちである。

その後でオリジナルを聴いたし、北海道公演の配信も観た。熱い。熱かった。

四人で共演とかありませんか?

7 もっふ・いんざぼっくす♪

先に謝罪します。

オリジナルをちゃんと聴いたことがありません。本当に申し訳ありません。

自分が知っているこの曲を歌っているのは、娘曰く「みそじえん」です。

低音と体幹とキレの良さ。このお兄さんたち、声優さんなの?

これも、娘に何回もせがんで見せてもらっている。買え。自分で買え。

これで、娘が何回も見ているよくわからん団体、が、SideM、という名称だと理解したので、世界中のSideMを愛する皆さん、本当に許して欲しい。何が∠TRIGGERか、わからないのよ。この年齢になっても。

8 Take a StuMp!

全部のユニットの名前を覚えるのに助けられた一曲。

アイドルを好きになったことがない、と書いたが、メインキャラクターの多い作品が苦手で、六人よりも増えると作品から離れてしまったことも多い。戦隊物の追加メンバーが限界値か。あれとかあれとかあれとか、本当にごめんよ。

全体曲はどこか耳馴染みがあって、安心する。耳にして、いつの間にか覚えている、という感覚。最近のことは忘れているのに、十代の頃、同級生が好きだと言って教えてもらった曲、何故か歌詞まで思い出せるという、あれに似ている気がする。自分調べ。尚、先程のNEXT STAGE!同様、これも「テイクアチャンス」だと思っていた。酷い。

9 Present For You!!!!! ~A day in the café~

横浜公演の配信を観た。今すぐ映像を何度も観たいんですけど。御社が忙しいのは存じております。発売予定が決まっているのも存じております。その上で。今すぐ映像を出して。自分で買うから。

ミュージカルを観劇していると書いたけれど、ミュージカル風味な演出ではなく、一つの物語が展開されていくのが本当に良かった。後、他のユニットがどういうお芝居をしているかちゃんと観たいので、全員の映像を各々フルタイムでお願いします。カットとかインサート映像じゃなくて、「フルタイム」。

ということで、映像が観られない現在、一番聴いている曲かもしれない。今年度の上位が既に確定しそうな勢い。

店長のロングトーンとその後の歌い方、それに被さる各人の台詞、テンポアップして、最後にロングトーンで締める。

カフェパレはいいな、娘。

楽しいな、から変化したのを強調。

10 A CUP OF HAPPINESS

娘を幸せにしてくれてありがとう、店長。

と、ここまで書いて読み直した。

店長じゃなくてオーナーですね。何度でも謝ろう。

さて、この後は、謝罪しまくりながらどうしてこれを書いたか、自分のことをくどくど沢山書くので。アポロが飛んだ年生まれの話。重いので、引き返すなら今。

初めて好きになったミュージシャンは、昨年亡くなった。

映像も音源も、探せば手に届く。

けれど、その人が、今、奏でる楽曲は、もう聴けない。

解散、引退、脱退、(熱心に聴いていたミュージシャンにはいないが)活動休止。更に、コンテンツ自体に触れる気持ちの喪失。

聴く、は、プラスの感情以外をもたらす時がある。

それでも音楽に巡り会い、この曲は何だ、と立ち止まった。

彼等の歌声も、そうだった。

巡り会った世界、創り出した人たちに尊敬と感謝を。

そう書きたい時に書こう、と、長々書いた。五十路の覚書として。

蛇足

配信がある度にわたしが買ったPCを使う娘に使用料を。娘の代わりに円盤を受け取るわたしに手間賃を。おしまい。

1/27追記

寝起きに公式を見に行った。

このままのスピードで世界が回ったら、

あなたロールっていうのね。