岐阜へ行ってきた。
職場の先輩のpcに貼ってあったトラのキャラクターのシールが気になって聞いてみたら岐阜にある中華チェーン店のものだと教えてくれた。
どうみてもしまじろうのそのシールが欲しくて岐阜へ行こうと思い立ったので、友人に連絡。当たり前のようについてきてくれる友人に乾杯。
せっかくなら元々行きたかった美術館にも行ってみよう。光ミュージアム。大きな宗教組織が運営してる美術館。怪しい感じがずっと気になってたけど、岐阜の山奥かあと思って諦めてたところ。
ついでに鍾乳洞も。なかなかおもしろ旅。
関ヶ原鍾乳洞は観光地ではあるけど、古いまんまの雰囲気。緑に生い茂った場所に駐車場と木造の平屋。お土産屋さんで友人がカバのキーホルダーを買ってくれた。友人は同じシリーズのサイを買ってた。鍾乳洞のお土産にカバとサイかあ。なんかかわいい。
700円でチケットを買って、鍾乳洞へGO。入り口でチケットの確認があるのかと思ったけど誰もチケットを見てくれなかった。
思ったより天井が低い、暗い、狭い。コウモリが顔の高さで飛んでいてちょっと怖くなった。最低限の整備。昔観光地として整えたその時のまんまのような感じ。
ところどころ本当に先が真っ暗でどこまで続いているのかわからないくらいの穴があったりして、見てられないくらい怖かった。
私は普段そんなに怖がることがないからか、友人にmiにも怖いものあるんやと言われた。暗い穴怖いよ。
思ったより長い鍾乳洞。時々石の説明のポップがあったりするだけでそこまで景色が変わることもなく、途中から出口まだかなあとか思い始めたりしてたら、道の横に小川が流れ始める。そこにニジマスが泳いでる。なにそれ。鍾乳洞でニジマスを見るってなに。最後の方に来場客が石に小銭をお供えする場所があったり、急に観光地クサいやん。
やっと出た外。青い空最高。やっぱ太陽だいすき。藤が木に巻きついて満開の下で五平餅を食べた。
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光ミュージアム。ピラミッドをオマージュした建物。全体的に左右対称に構成されている感じがさらに宗教感を掻き立てる。
お土産屋さんに少しだけ宗教団体のグッズが置いてた。その中に除菌シートがあったけど、ポップで小さく [ 借金以外の菌はなくせます ] ってボケてて流石に声出た。おもろ。
展示物は様々。コレクションしてる人の趣味の偏り。その中でも隕石がやけにたくさんあってあげ。月の隕石見れたのよかった〜。
採掘された歯から想像して再現した恐竜のでかいオブジェとか、マヤ文明のピラミッド模型とかとか、、、
小さな町にあるこの組織は町ぐるみなんやろうかとか思いながらドライブしてたら、やけにでかい派手な建造物を発見。調べたらその組織の大元となる建物。ひい。でかいよ。
人の信じることと生活が密になってつながって文化が形成されて経済が回っていくその流れをなんとなく感じる空気と土地。妙な気分。多分ハイ。
流石に疲れたので、近くの喫茶店にイン。
早口で訛りのある店員さん。あんまりなんて言ってるか聞き取れないまま注文。ジンジャーブレッドとドーナツとシュークリームとホットサンド。欲張り。お腹減ってたのもあってかめちゃくちゃ美味しい。最高。真っ白のシーツに包まれた椅子たち。壁一面のでかい鏡。ずっと流れてるジャズ。店内全部良かった。
帰りにダメもとで、ドーナツ持って帰れないか聞いたら、いけた。やったー。京都ですか〜と気かれる。私たちも訛っているのか。そうだったそうだった。また行きたいなー。
帰りにしまじろうじみたシールをゲットしに行こうと思って出発するも、よく考えたら閉店時間過ぎてからの到着になることが判明。ええ。岐阜って広すぎ?というかもしかして友人の終電も危うい!?
まさかの事実に大騒ぎしながら帰宅ドライブ。脳死の弾丸トークはなに話したかあんまり覚えてないけど、この旅良かったなーって何度も噛み締めていたのは確か。
日帰り弾丸岐阜の旅。知らない土地の風。今度はシールをもらいにリベンジしないと。