次男くんがずっと犬を飼いたがっているので先日犬カフェに行ってみたら、私は完全に猫派なのだという事が分かった。犬もかわいいのはもちろんだけれど、次元が違う感じ。猫は神さまの化身だよなあ。そして次男くんは猫も大好きなのだけれどキツめの猫アレルギーという不運。彼だってアレルギーが判明するまでは猫を飼いたいと曰っていた。我が家の庭は光栄にもご近所の猫様たちの通り道なのだ。無論、大前提としてどちらだって、いざ、お迎えできたらば愛するのは確実なのだが、種どころか科に対する温度差が私の中にきっぱりあることに気がついた。猫を見かけると赤子をお見かけした時と同様に目が勝手に追ってしまって上の空になるほどなのに犬に対してそういう反応をしたことがとんと無い。どっちも同じぐらい好きだよ、とずっと答えていたけれどもう言えない。しかし、今回の犬カフェの様子もよくなかったのかもしれない。前に行った猫カフェは地方の一軒家で広くて猫様がお好きな場所で寛いでいらしたのだけれど、今回の犬カフェは東京の地下で狭くてずっと走り回っているコばかりだった。泰然自若としたお犬様になかなかお会いできていないだけかもしれない。確かにたまにお見かけするお散歩中でもシュッとしたお犬様には猫と同じような憧憬のような親愛を抱いている。全ては環境なのか。果たして我が家は彼らにそんな環境を提供できるかどうか、そこにあまりにも自信がない。だが我が子が私を親にしてくれたようにまた新しい家族がきっと我が家を変えてくれるのだろうとは思っている。