2023.11.19

mimio
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午後3時、カップラーメンをすすりながら日記を書く。おそめの昼ごはんである。本当はもっと軽く、クッキーと紅茶で済まそうと思ったのだけれど、戸棚に賞味期限切れの(2ヶ月前だった)カップラーメンを見つけたので、これは見つけてしまった者の宿命だろう、とお湯をわかした次第である。これが「消費期限」だったら、流石の私もあきらめていたのだけど。

「賞味期限」は、「おいしく食べることができる期限」らしい。「おいしい」という基準はなんだかとてもあいまいなもののように聞こえる。同時に、「賞味期限」なんて、漢字だらけの硬い字面の中に、甘いカスタードクリームが入ってるみたいな、人間味も感じられる。

たまに食べるカップラーメンはおいしい。ここにおいて重要なのは、「たまに」という部分だ。毎日食べておいしいものなんて、白米とおみそ汁くらいだろうから。

人でも、「たまに」会う方が良いという人もいて、それは悲しく思わなくてもいいことだ。毎日会ってうんざりするようになってしまっては、自分も相手も不幸だし、会えない時間で育つものも育たない。焦らすのも時には良いものだ。

この「焦れ」のような感情は、幸せを考える上で大切なものだと最近よく思う。「貯め」と言ってもいいかもしれない。貯めといえば、今年の目標は「貯金」だった。来年は、ここに「自制」と「熟考」も加えようと思う。

カード利用明細から目をそらしながら @mimio_LH

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