自分の好きなことわざに以下のものがある。
「財産を失っても痛手は少ない。健康を失うと痛手は大きい。勇気を失うと取り返しがつかない。」
このことわざでフィーチャーされているのは財産(お金や資産)と勇気(こころ)が大きいと思うけど、実は健康も非常に大きいと思う。感じるのは、人は心身ともに健康であることの価値を普段感じてる人が少ないと思う。自分もそうだ。それはきっと多くの人が健康だからだと思う。つまりすでに得ているから重要に感じない。人は金だろうが名声だろうが人間関係だろうが夢だろうがすでに持っているものに価値を感じづらいと思う。希少性が薄いからだと思う。
この2年ほど、心身ともに病院での通院を定期的に行っている。その効果もあって今はどちらもかなり良好な状態だがまだ通院している。通院していると健常であることがどれほど価値があることなのかも非常に感じる。おそらく大きな病を患っている方や大きな怪我をしてる人はもっとレベルが違う規模で感じてると思う。
でも、自分のような些細なことで身体を痛めていても、通院の時間や通院にかかるお金はそこそこかかっている。それを踏まえると、健康であることは金銭的にも時間的にもすでに利益としてプラスが出ているんだと思う。自分は心身とも良好な状態の時はそんなことを全く考えていなかったし、無理することが良いとも考えていた。でも人生はもっと長く、長期的に走り続けることが非常に大切だと気づいた。
だからきっと自分は健康を失って大きな痛手を負うよりもっと浅い段階で、健康の大事さに気づいた。
これから自分の体調が万全であってもこの心を忘れたらダメだなと思ったという話。