五感をいっぱい使った旅

mincho
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先日26歳を迎えた。

今までで一番、実感のない誕生日を過ごした。

誕生日であることを忘れてしまうくらい充実した1日。

幸せにどっぷり浸かりすぎていて、誕生日だということが頭からすっかり抜け落ちてしまう、そんな日だった。

25歳の振り返りとか、26歳の抱負とか、本当はnoteでしっかり書こうと準備してみたのだけど、すっかり怠けていたので、うまく言葉が出てこない。

何も考えずに書けちゃうこっちに逃げてきた。

初めて自ら誕生日を楽しもうと予定を立てた2024年。

自分で自分を楽しませようと行動すると、こんなに楽しみな予定になるんだと知った。

みんなはもう当たり前のようにやっていることなのかもしれないけれど、これからはそうやって予定を立てていこうと思う。

今回の旅はたくさんの「はじめて」を感じた気がする。

各々自由に目の前にある興味惹かれるものを堪能して、心動かされるのを味わっている2日間だった。

おかげで私の五感はずっと目の前のものにあるものに集中できた。

考えることも感じることも、考えたいもの感じたいことでしかなかった。

3人それぞれ視点が違って、気になるものも感じることも全然違うのに、誰かの感性を素敵だね、面白いね、と違いを認め合う優しい時間だった。

自分ひとりでいたら気づかなかった違う視点。

自分の世界まで広がる気がした。

自分が興味惹かれるものを知ること、誰かの視点を分けてもらうこと、誰かと旅をする楽しさが詰まっていた。

それだけで十分すぎる旅だったのに、誕生日サプライズまで用意してくれていたおともだち。

いろんな形のプレゼントをくれたのだけど、中でも一番嬉しかったのは、「3人の思い出を一緒に増やしていこうアルバム」。

私はこの旅が始まる前から終わるのが寂しいくらい楽しみにしていたので、こんな私の気持ちを汲み取ってくれるプレゼントに感動してしまった。

一緒に旅してくれただけで、十分すぎるプレゼントだったのに、さらにお仕事で忙しい中、準備に捧げてくれた時間を思うと、こんなに幸せなことがあっていいのかと、私は感極まりました。

こんな幸福が人生には起きるもんなんですね。

これからはこんな時間を過ごせる旅が増えていくのではないかと、ちょっと期待に溢れたそんな旅。そんな誕生日。そんな26歳になりました。

眠さMAXで咄嗟に出た26歳の抱負は「自分で自分のことを幸せにできるようにがんばる」

一番難しいことを言ってしまった気がするけど、少しずつ前進している気もする。

少しずつ自分の好きを集めて、お気に入りの人生を歩むことができるようになりたいな。

@mincho
渋谷にある共創施設の運営スタッフの傍ら、編集者・ライターのアシスタントを始めました。文章を書くことの楽しさ、言葉を大切にする人の尊さを実感する今日この頃です。