心の琴線

mincho
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雲ひとつない快晴の空の下、洗濯物が風に揺られている様子が好きだなぁと思った。

わかり合おうとすることを諦める冷たさが怖いなぁと思った。

最近感じたことはこれくらい。

でも何のつながりもないふたつ。そして何を書けばいいのかもわからない。

今年の5月、完全に予定を詰め込み過ぎていた。

大きな出来事に向けて、自分から溢れ出る言葉をたくさん外に出しすぎたのか、単純に家で仕事をするようになったからなのか、書きたいことが思い浮かばない。

なんだけど、ライターをしている先輩から教えてもらったニュースレターを読んでいたら、久々にひと息つけた気がする。

このニュースレターを読む時間は、周りの音が少し遠く感じて、文章の中の世界に入り込む気分になる。

教えてくれた先輩は、暗い部屋の中でぽつんと小さな明かりだけをつけて、ゆっくりとコーヒーを飲む時間と表現していた。

そんな気持ちに立ち戻ることのできるお気に入りのものが、今の私にはすごくありがたい。

今日読んだ内容で心に残ったところ。

心の感触を交換しあうために言葉というツールを使っている、という表現がすごく好きだった。

私は誰かの魅力に気づいたときの自分の心の興奮を伝えたくて、文章を書けるようになりたいと思っている気もするし、

自分から出てきた言葉で誰かを応援したいという気もするし、

私は何がしたいんだろう。

今日はいいことも悪いことも両方起きて、文章はあっちこっちバラバラしていて、そういうまとまりのない日もあるよね。というかそんな日ばっかだよ。

@mincho
渋谷にある共創施設の運営スタッフの傍ら、編集者・ライターのアシスタントを始めました。文章を書くことの楽しさ、言葉を大切にする人の尊さを実感する今日この頃です。