心の中でお守りになる言葉

mincho
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今日はミーティング中に泣いてしまった。

あなたは頼ることができていない。

もっとあなたがどうしたいのかを教えて?

と言われているうちに泣きそうだーと思って我慢してたけど、我慢が限界に達して涙は勝手に流れる。

どうして泣いてしまったんだろう、と考えてみると、まずは苦手なことを指摘されたから。

私は頼ることが苦手だし、自分がどうしたいのかを考えることを後回しにしてしまう。

それが当たり前だったの。そうやって生きてきたの。

だから甘ったれたこと言うな、ってどうか言わないで、って思った。

あとは上司に対して私は必要以上に身を固めてしまう。そして言いたいことの半分も伝えられないくらいの言語能力が低下する。

頭も体もカチコチに固まった状態で話そうとするからだと思う。

どうして上司という立場になる人に怯えてしまうんだろう。

言いたいことが言えないとすぐ泣いてしまう自分も嫌になる。

頼ることで信頼関係が築かれていくんだよ、と教わった。

初めて知ったことだった。

こんなにしんどくて、私はこの選択間違っているんじゃないかな。

本当にここで良かったのかな。

ぐるぐると頭の中が暗い言葉で埋め尽くされる。

布団の中で目を閉じて考えていると、ふっと明るい光が差し込んできた。

「これからいいとこ見つけていけばいいんだよ」

「どっちの選択をしても幸せになると思う」

今まで私の周りにいた人たちがかけてくれた言葉たち。

いろんな人の声が頭に浮かんできた。

落ち込んでしまっても、こうやって私の心の中にいる言葉たちが励ましてくれることもあるんだなぁ。

こういうときに今までかけてもらった言葉が生きてくるんだ。

今まで関わってきた人たちな存在がお守りのように感じられた瞬間。

私の心の中でいろんな人が輝いている。

頼ることは苦手だけど、少しずつ変わっていってるとも思う。

またもう少し頑張ってみたい。みんなに背中を押されながら、できるとこまで頑張りたい。

@mincho
渋谷にある共創施設の運営スタッフの傍ら、編集者・ライターのアシスタントを始めました。文章を書くことの楽しさ、言葉を大切にする人の尊さを実感する今日この頃です。