憧れてたのに我慢してた

mincho
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今日は砂浜で友だちと綺麗な石をただ集めた。

集めてみて、私はずっと砂浜にある綺麗な石を拾い集めて、綺麗でしょ?って誰かに言いたかったのかもという気持ちになった。

砂浜にある綺麗な石を拾ってみたかったらしい。

拾えばよかったのに、大人になって誰にも注意されずに好きな石を選ぶことが楽しかった。

家に持ち帰れて、とても満足した気持ち。

ずいぶん小さい頃から周りを気にして生きていたのかもしれない。

誰にも禁止されてないはずなのに、いろんなものを我慢していた気がする。

幼稚園の頃、先生が2人がけでゆらゆらしてくれる大きなアヒルのボートに乗りたいと思っていたはずなのに、あんまり乗ったことがない。

人気の遊具でいつも混んでいたし、先生2人が大変だからって思ってた。

私1人が並ばずとも、混雑は変わらないし、先生はアヒルのボートを揺らすのに。

誰に何の気を使っているのかよくわからない。

大人になって、周りの目を気にしすぎて、一周まわってだんだん気にならなくなってきた。

好きなもんは好き!

私がいいと思ったものはこれ!

私は勝手に大切にする!

と、ちょっと投げやりなくらい。

だけどそれがとても清々しいし、正直、誰も気にしてないし、自分は満足しているし、いいことしかない。

これからは少しずつ。

見えない何かに遠慮しないで、自分のやりたいを言葉にしてみたりやってみたりして、子どもの頃のやりたかったこと、叶えてあげたいな。

@mincho
渋谷にある共創施設の運営スタッフの傍ら、編集者・ライターのアシスタントを始めました。文章を書くことの楽しさ、言葉を大切にする人の尊さを実感する今日この頃です。