お家の目の前を通る川沿いに桜が咲きました。
やっと青空の下、桜を見ることができる日だったから、遠回りをして桜の木の下の道を通って帰宅。
前を歩くおじいさんは桜を見上げながらゆっくりと。
ケータイを見ながら笑いあうカップル。
立ち止まって桜をそっと手に取る老夫婦。
真剣にカメラを覗く若者。
あぁ桜ってこうやっていろんな人の心を柔らかくする力があるんだよなぁと実感した。
みんな心なしか少し微笑みを浮かべながら、上を見上げてゆっくりと歩を進める姿に私まで微笑んでしまった。
一瞬で葉桜になってしまうし、なぜか毎年開花した途端、雨予報なことが多くてすぐ散ってしまう。
そんな綺麗な儚さに、人間は心動かされるってことが美しい生き物だなぁと壮大なことまで考えてしまった。
素敵カップルのパーティーからの帰り道。なんだか異世界にいたような気分だった。
そんな満足感を抱えて見る桜はとても綺麗でした。