心の平安を保つもの

mincho
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生活に余裕がない予兆に気づいた。

そもそも女の子の日の前なので、心も体もだるくて元気が出ないのはもちろん。

水2Lペットボトルのストックがなくなってしまうことと、朝ごはんが美味しくなくなって最後まで食べられないこと。

楽しみな予定で詰まっていたとしても、自分の生活リズムがなくなると、どうしてかアップアップしてしまう。

6時間睡眠が続くと、寝ることを最優先に考え始めるし、判断力が鈍ってくる気がする。

うまく息継ぎができてない感じ。

綱渡をふらふら歩いている気持ち。

それでも今日、スタバの横に座った男の子とお父さんの無邪気なやり取りに心がほぐれた。

赤ちゃんは人を救うよなぁ。

自分を保つ時間と外に出る時間とバランスを取るのは難しいことだな。

今日は無理せず、早めに帰った。

久しぶりのスーパー。久しぶりにゆっくりと料理。

どちらも日常の中にある億劫な家事なのに、いざできないとなると、私の心は荒んでいく。

できると心が落ち着く。なぜなんだろう。

少なくとも、自分の生活を一番に保つことが何よりの健康だということかな。

ただ生きているだけだったときも、スーパーに行って、ご飯を作れば、人間でいられる気がして、この世と自分を繋ぎ止めてくれているもののようで、ありがたかった。

人間でいられることって思ってるよりも大事なんだ。

@mincho
渋谷にある共創施設の運営スタッフの傍ら、編集者・ライターのアシスタントを始めました。文章を書くことの楽しさ、言葉を大切にする人の尊さを実感する今日この頃です。