傷口をいじいじしてしまうように、私は心の傷跡を何度何度もなでてしまう、そんな癖があるのかもしれない。
もう見なくていいはずの幸せそうな家族のアカウントを見て、案の定、嫌な感情が胸を覆う。
元恋人の写真も動画も消せないまま、感傷に浸ってしまう。
あの頃の素敵な思い出なんて、手放した方がいいのに。
相手方はもう過去なんて捨て去って、きっと今を生きている。
輝かしい過去を振り返って、この時はよかった、でもこの人たちは私を傷つけて、自分の幸せを築いた人たち。
そんな人たちのことはもう放っておいて、いい加減、幸せになる勇気を持たないと。
傷つけられた方が執着してしまう仕組みを、ぶっ壊してはくれませんか。
いつまでも過去に囚われていては、私は前に進めないのではないでしょうか。
そしてまた似た環境に身を置こうとしているのではないでしょうか。
ヨルシカの歌詞みたい。
今日も眠れず、夜な夜な自己嫌悪と対峙している。