自分のことばの箱にないものを使って書かない場所が欲しくてここを選んでみました。実力以上に綴らないぞ、がんばらないをがんばるぞといった気持ちです。
昨日のおつきさま見た人はいますか?ぐりとぐらの、まあるくておっきいカステラを、デカヒューマンが一口齧ったような、きいろく綺麗な細いおつきさまでした。
あ、わたしがおつきさまを「お月様」と書かないのは、こっちの方が変に尊んでいる感じがなくて対等な感じがするからです。太陽は、「お天道様」とか呼ばれちゃって遠く感じるけど、月はもっと近くて、対等な気がします。物理的な距離にしても近いからでしょうか。あとは、ころんとかわいい呼び名の方が、彼/彼女もうれしいんじゃないかというエゴです。
あとは、ヘアオイルがきれたので、嫌だ、、、と思いながらいつもと違うやつを買ってみたら、全くもってわたしの髪の毛を押さえつけてやろう、支配してやろう、という気概を感じられず、残念でした。
最近はプラトンのメノンを読んでる途中なんですが、哲学師弟のプロレスがおもしろいです。
はじめの方はメノンにイライラしちゃったんだよね。ソクラテスがひとつ聞くと、メノンがふわっと5個くらい答えるんですが、ソクラテスが聞いてるのは明確なひとつ。メノンに寄り添いながらもどうにかいろんなアプローチをかけて真に迫ろうとするわけです。「○○ではないかね?」「はい、そう思います。」ってやりとりがあるものの、メノンが出したふわっとした5個との整合性を問われると「う〜ん、、なんかぁ、ちがくてぇ、、、、ソクラテスさんはひとつのものを求めてるんですねぇ、、、なんでかなぁ、、、、、」つって、なよなよしてしまうんですよ。議論が全く前進しません。ソクラテスの心労、計り知れません。メノンあんた、船降りたら?(ギャル船員)
メノン、嫌だな〜と思って、インターネットで同じような人を探してみたんですが、見てみるとどうやらソクラテスの方が嫌われているようでした。驚きながらも読み進めてみたら、なんか、当然でしたね。
あくまでまだ読み途中だということを分かっていてほしいんですが、ソクラテスって、確かに相手に何かを聞いて、モヤに隠れた核を見つけるのにはすごく長けているんです。けど彼は大して何も言ってないんですよね。出題者なだけです。そして、年齢差があるとは言え、偉そう。すごくすごく偉そうです。
メノンに対して攻撃的なのに、自分が攻撃されると保身に走り、信じられないくらい喋り出します。
ソクラテス、わたしに似ているな、と思いました。
以下、pixiv検索履歴です。
さよなら。