夏の匂いです。
春は?春はどこに行ったの?春は誰に連れ去られたの?と思ったけど、春ってなんか、自分からどこかに行ってそうです。気分屋さんっぽいですよね。
夏、すきですね〜。
暗い人間はだいたい夏がきらいなんじゃないかとでっかい偏見持ってるわけですが、わたしは暗いにも関わらず夏がめっちゃすきなんですよ。
とはいえ18歳くらいまでは本当に本当にきらいで仕方なかった。夏が終わる度、「また夏がくる……」ってうなだれてたくらいです。死ぬまで何回も夏に会わなきゃいけないと思うだけで気が遠くってゲー吐きそうでしたよ。
わたしは年甲斐もなく青春ってもんがすきでねえ……
学生時代を自分なりに楽しんでは来たものの、真正面から青春したかと言えば全くそうでなく、むしろ鼻で笑っていたタチだったために、今になってようやっと遅めの青春に目覚めているわけです。
夏ってわかりやすい青春チャンスがあるから良いです。
手持ち花火すりゃいいし、あち~つってアイス食べりゃいいし、フェス行きゃいいし、冷たい水一気飲みしてお腹怖しゃいいし、ラムネ開けるの失敗して手ベタベタにすりゃいいし、汗ふきシートの桃の香りに包まれながら「スースーしすぎて一周まわって痛い」とか言やいいんですよ。なんともお手軽じゃないですか。最高です。
そんな夏が、来る、来るぞ〜!!
わたしはこっちから四季を迎え入れる姿勢をもう3年も前から取ってるんです。夏は来るものでなく、迎えるものです。
世界がわたしを待ってるぜ
おかえり、夏〜!