25年ぶりくらいに英検を受けてきた。長女の受検ついでに私も〜って感じで。
...と書くと気軽っぽいし、本当はそうやって自分にも他人にも言えるくらいでありたかったんだけど、実はこの一歩を踏み出すのには結構な勇気が必要だった。
私は学生の頃英語が得意だった。得意なものは好きになり、好きなものはどんどん得意になるというメガトンポジティブループ(今作った造語)に入り、どんな難しい問題もとにかく楽しく、中高で常に英語だけはトップクラスだった(逆に数学が壊滅的だったんだけどね☆)
こうして私の自己肯定感をバディとして支えてくれた英語だけど、社会人になって使う機会が減り、どんどん衰えていくのは自分でもわかっていた。けれどなんだかんだ言い訳をして、磨かないまま干支が2回まわった。
そして巡ってきた英検。別に長女がひとりで受けに行けばいいんだけど、ほら、あの子だって一緒だと嬉しいはずじゃん?終わったら一緒に韓国料理食べたらいいじゃん?私、必要じゃん!?!?と導いて、それぞれ違う級でえいっと申し込んだ。
英語の試験系を避けてきたのは、できなくなっていることを直視するのが怖かったから。アイデンティティとまで言うのは大げさだけど、得意で好きだと信じたままでいたかったのかもしれない。
久しぶりに買ったテキストを開いてみたら、案の定単語は忘れているし長文読解は時間が掛かるし、落ち込んだ。落ち込んでいることすら認めたくなくて、英語との関わり方を変えたらいいんだ、もっと気軽にいこ!と思ってみたり、できている部分に過剰に目を向けたり、自分との戦いに忙しかった。
そんな数ヶ月だった。できないと向き合い、でもやっぱり好きを認識する忙しい期間だった。
さ!!次回も申し込もう。