私は縁あって相方の勤め先で働いている。
でもその組織はいくつかの部門に分かれているので、私と相方は全く違う仕事をしている。
でも管理部門は共通している。
相方のお陰で色んな方々と繋がりを持つことができている。
それ故…良いことも悪いことも見えてくる。
入社時の面接、定期的な管理部門との面談。
そういうことを通して、新しく入社した私にはこの組織、管理部門の上司たちは
「自分を良く見せよう。味方につけよう」
としていることが手に取るようにわかってしまった。
私が大嫌いなのは
「相手によって態度を変える輩」
それが管理部門にはうじゃうじゃいるのである。
私は管理部門の一部の人間しか信用しない。
相手によって態度を変えない人間たちである。
ニコニコした裏の顔…
私が大変そうだと手伝ってくれる顔…
私に親身になろうとする顔…
どれも嘘ばっかり、裏がある
と私は思っている。
私が信用する人間たちは
いつも一定の態度
誰に対しても平等
クールな態度だがさりげなく手を差し伸べる
そんな方々である。
管理部門の嘘つき人間は部下たちみんな気付いている。
だから魅力のない職場になっているし、毎月退職者が出る。
でもそれを「自分たちの人間性の無さ」が原因だと全く気付いていない。
嘘つき人間たちは私がここまで気付いていることを知らない。
だから今日も偽りの笑顔で私に近づいてくる。
そして私も「偽りの笑顔」で返してやる。