うつ病発症から寛解・社会復帰まで

みらい
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始めてうつ病になったのは2016年のこと。

その頃は仕事もプライベートもパンパンだった。

ある日突然、仕事に行けなくなりリビングでうずくまってしまった状態は今でも昨日のように思い出される。

眠ることも食べることもできず、ただただ時間だけが過ぎていく空虚で出口のない闇。

人間とは無力だと痛感した時間だった。

それからうつ病は治ることはなく、大きなうねりを繰り返して苦しめられた。

自分の言ったことを覚えてない、昨日のことが思い出せない、今までできていたことができない。

本当に苦しい9年間を過ごした。

現在は寛解していると自分では思う。

記憶力、行動力がだいぶ戻ってきたけど、発症前のようには動けずに、こうしてパソコンの前で思うことを書いている。

元々、体力は無い方で疲れやすい体質ではあったが、ますます疲労感は感じやすくなった。

これはこの先、一生お付き合いをしなければならないことだと感じる。

社会復帰はゴールではなく、新たな人生のスタート。

自分には何ができるか?キャリアはどうする?正社員に戻れる?どのくらい動ける?電車バスに乗れる?

色んなことを考えた結果…

正社員には戻らず、キャリアを捨て、自分の車で行けて、週に3回だけ働こう

そして始まった転職活動だったけど、きっかけというのは唐突にやってきて、ご縁があって希望する条件で受け入れてくれて、その上、病気のこともわかってくれるところに巡り合った。

そしてちょうどひと月が経ったところでこれを書いている。

キャリアは医療サービスから障害福祉サービスとキャリアチェンジ。

いちからのスタートだけど、周囲に恵まれて続けることができている。

本当に感謝しかない。

障害福祉は人材不足もあり…続けられるか周囲から心配されているが、できる限り続けていきたいと今は思っている。

仕事に就き、思うままに文章が書けたこと。

自分で自分を褒めてあげるのもいいだろう。

@mirai2896
好き勝手に書きまくる!