新聞の趣味を始めてから1年くらい経つのでそろそろ少しペースを落とし、でも今後もある程度は情報が入ってくるようにするにはどういうやり方がいいだろうと検討しているうちに、ポッドキャストを使うのがよさそうだと気づいた。いろいろなメディアが番組を公開していて、ニュースや解説やコラムを聞くことができる。本当にたくさんあるので自分に合いそうなものを次々探していくのも楽しい。
ポッドキャストは基本的にしずかではない。しゃべっているのだからあたりまえだ。でもしいて言えば目はしずかかもしれない。いままで新聞を読むのに目を拘束されてきたので、なんとなく空き時間のように感じる。人と話すときのように視線のやり取りをする必要もない。ぼんやりした目で聞きながら、駅までの道を歩いたり食器洗いをしたりしている。ぼんやりとしずかは似ている。
それから、主要記事の見出しなどをメールで送ってくれる新聞社のニュースレターを使うようになった。このSNSの時代にメールに戻ってくるとは思っていなかったけど、入ってくる情報量を絞るのには悪くなかった。メールのなかは、基本的には静的なものだなと思う。
年に何度もない、明らかに仕事が大変そうな日の朝に、はじめて出勤前にタリーズに行って、サンドイッチとロイヤルミルクティーのモーニングをゆっくり食べた。席にも余裕があって落ち着ける、いい時間だった。ポッドキャストを聞き、ニュースレターを読み、ポケモンスリープのポケモンたちに朝食の料理を作った。