のんびり下道をEVではしる

MIRO
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いま乗っている車はBMW i3というEVつまり電気自動車だ。こいつを買った経緯もなんというか、間違ってポチっちゃったら車が届いたって感じの話なんだけど(これはこれでまたいつかちゃんと書きたい)、もこっとしててかわいくてキビキビ走ってくれるのでなんだかんだでけっこう気に入っている。

このくるま、もともとACCといって「前のくるまについて走る」、一定車間になるように自動的に加減速してくれる機能がついていて、ほっといてもアクセルもブレーキもなんもふまなくてもなんかこういいかんじに速度をあわせて走ってくれたりするのです。かしこいよね。

ところが、なんと、それだけじゃなくて。

ほんのちょっとした改造をちょちょっとして、くるまのコンピュータに書き込むデータをちょいちょいっといじると、ハンドル操作もある程度自動的にしてくれるようにすることもできるんです。まじか。

というわけでやってみたわけです。前にオープンソースの自動運転キットをためしたときにも思ったけど、車が自動的に運転してくれるようになると、ひとはとてもやさしい気持ちになれる。渋滞でもぜんぜんイライラしない。

それ以来、100kmくらいのちょっと離れたところに行くときでも、高速道路を使わず下道でのんびり行くことが増えました。一緒に家族を乗せてたりするときはさすがにやらないけどね。

下道でのんびり走りながら、音楽をかけたり、ポッドキャストを聞いたりする。アニメを声だけ聞いてることもある。フリーレンなんか面白くて車のなかだけでアウラ編まで2周くりかえした。

いつもあくせく働いているけど、移動のときだけはのんびりと。渋滞をぽちぽち運転するのはくるまにまかせて、外の景色をぼーっと眺めながら、耳はいろいろな音を聞いて、時間をかけて移動する。ちょっとした贅沢ってやつですね

贅沢っていうけど、途中で無料の充電器見つけては休憩がてら充電してたりするので、くるまにかかるお金はめっちゃ減りました。ガソリン代も高速道路代もかからないからねえ。

@miro
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