
このテキストを書いているのは、「しずかなインターネット」というサービスだ。つい数日前にオープンしたサービスで、ちょっと話題になっていますよ、ということを会社のひとにおしえてもらった。
しずかなインターネット。素敵な響きだなっておもう。最近のインターネットはたしかにうるさいし、なんというか、ちょっととげとげしいかもしれない。
へえ、とおもって使い始めてみたら、思った以上にするするとテキストが書けたので、きっと肌に合うところがあったのだろう。シンプルで、機能がないのが、とてもいい。
なにかサービスなりプロダクトなりをつくるとき、こういうつかいかたもできる、ああいうつかいかたもできる、と夢をふくらませていくと、機能はどんどん増えていく。機能を増やさないためには、本筋から外れたつかいかたを「させない」というすごく強い意志が必要だ。
強い意志。思い、といってもいい。自分は、そういう、思いがこめられたプロダクトがすきです。「しずかなインターネット」も、どうやら強い意志で、つけない機能を決めているらしい。これは簡単なようでいて、とてもすごいことだ。
なので、自分もこのサービスでは、その思いを尊重し、あんまりいろいろと考えすぎず、誰が読んでるかも意識しないで、だらっと肩の力を抜いて、思うことを書いていきたいとおもう。