
マルチモニタ・多画面派のひとも多いとは思うのですが、私はここ数年自分の作業環境につきましては完全に「大画面派」に転向しておりまして。なんというか、細切れで多画面あるよりは、目の前にどーーーんと広々としたデスクトップが広がっているほうが快適じゃないですか?じゃないですか?じゃないですか?(エコー)
いまは43インチの4kテレビをモニタとして使っております。結局のところ21.5インチのフルHDモニタが4枚並んでるのと広さはおなじですからねこれ。すげえ快適です。
なお「テレビ」を「モニタ」として使うのはサブピクセルの面からフル解像度が出ないのですが、慣れればまあこんなもんかで使えるものです。安さの前には妥協もだいじ。いまもうシャオミの43インチ 4kテレビが3万円台で買えたりしますからね…
で、です。

2年ほどこんなかんじでデスクの上にどーんとテレビを置いて使っていたのですが、先日Xにて「石膏ボードの壁にホチキスを使い跡を残さず固定でき、かつ大型テレビも壁掛けできる金具」(壁美人シリーズのテレビ壁掛け金具!)というものがあるのを知り、「モニタを壁掛けする」という選択肢に思い至りました。机の奥行き自体はこれまでもそれほど不便はしていなかったのですが、テレビの裏側に埃が溜まったりするのがちょっと気になってたので。

というわけで買ったのがこちら。壁美人TI200 Mサイズ。ぶっちゃけ今住んでいる家は持ち家なので壁に思いっきり穴あけたって文句を言う人はいないのですが、きちんとビス留めで固定するには下地の木材を探す必要があるし、もし場所変えたくなったときに穴塞ぐのもめんどうだし。

最初から石膏ボード単体に固定できることがわかってて撤去するときには痕がわからんほどになるんだったらそれに越したことはないってやつです。



位置決めして、金具の上からポリカーボネートのフィルムを当て、ポリカのフィルムごしにホチキスをばちん。仮止めしたらあとはひたすらバチンバチンとホチキスを打ち込んでいきます。
打ち込む数は、この製品の場合で
穴の数… 横40×縦6=240個
ひとつの穴につき2箇所ホチキス留め
というわけで480箇所。けっこうたいへんですが、コツを呑み込み始めるとサクサク進みます。なお専用の針が1000本ついてるのであんしん。専用の針、ふつうの鉄製のホチキス針ではなくステンレス製なので錆びて変色・壁紙を汚すことがないそうです。なるほど。

というわけで小一時間ほどかけて設置が完了、壁掛けでこんな感じになりました。広くなった!というか、やはり机の上から「見えない・拭けない(手が届かない)エリア」がなくなったのはとても気分が良い!
「テレビの壁掛け」ってけっこうハードル高いイメージがあったんですが、これはとてもお手軽だったんで次はリビングのテレビも壁掛けしよっかなー、などと考えております。L型なら65インチまでいけるし。これはいいぞ。