じぶんは携帯コンピューティング環境をコンパクトなボディバッグにつめこんでおでかけするのがすきで、いままで何度か「こういう機材を、こういうふうに持ち歩いてますよ」というのをブログでまとめたことがある
このあとじつは「キーボードだけはちゃんとしたのを持ちあるく」マイブームがやってきて、持ちあるくのはキーボードとSurface、みたいなかんじにおちついてた。そうなってくると、なかなかボディバッグには入らなくなってくる。いや、でかいボディバッグなら入るけど、そのでかさだったらリュックでいいじゃん、みたいなかんじになる。
そんでですね
またちょこちょこ出勤するようになってきて、移動も増えて、ひさしぶりにコンパクトなボディバッグに機材をまとめたくなってきたのです。でけえかばんはいやだ。いやなのだ。
でも、2016年とか2017年のころといま。大きくかわったことがある。なにか。
自分が老眼になったのだ…
もう、GPD Winとかそういうちっちゃいパソコンを使うのはむずかしくなってしまった。いや、使えるのはべつに使えるんだけど、最大効率で作業するのはむりだ。目がつらい。ぼうや、これが「現実」ってやつだ…
というわけで、老眼でも快適に使えて、すてきなキーボードといっしょにたのしめる、コンパクトと作業効率を両立しつつボディバッグにつめこめる機材。そんなテーマでつくってみたのがこのセットだ。もうこれで3ヶ月くらい運用している。なかなかいいぞ。
ボディバッグはこれ。
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こいつにキーボード Keychron K11 Proがぴったり入る。さいきんのガジェット対応ボディバッグ、だいたいiPadなどのタブレットサイズにあわせてつくってあって、キーボードのような細長いものが入るサイズが意外とない。キーボードの幅にあわせると、横幅もふくらんですげえでかいサイズになっちゃう。そんななか、このボディバッグはそこそこ細身なのにK11 Proを入れてぴったりファスナーが閉まるのだ。
ここにPCはROG Allyを採用した。
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パフォーマンスも出るし、USB-Cで給電できてなかなか使いかってがいい。でも、先ほど前提条件で書いたとおり老眼なのでROG Ally自体のモニタはほとんどつかわない。モニタとして使うのはこっちだ
じぶんが使っているのはXREAL Airだけど、いまだとAir 2 Proのほうがいいんじゃないかな。これにインサートレンズを入れて自分の視力にあわせて補正している。いつでもどこでも、誰にも覗かれない、広い画面がつかえるのだ。老眼でもみえる。でもXREAL Airは実はわりとかさばるのでボディバッグにはそのままは入れていない。冒頭の写真をよくみるとわかるけど、別にダイソーで買ったカラビナをつかってXREAL Air付属ケースをバッグにぶらさげている。
ただROG AllyはUSB-C端子がいっこしかなくて、XREAL Airをつなげると充電できない罠がある。なのでこれも一緒にもちあるく。
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「色：A」ってやつが、Type-Cの映像出力とPD給電を両立してくれるすてきアダプターだ。PC側をROG AllyじゃなくてLenovo Legion Goあたりにすればこういうアダプタなくてもよくていいかもしれない。
そしてトラックボールはエレコムのモバイルトラックボール。モバイルサイズのわりには使いやすくていいぞ。
エレコム Bluetooth (iOS対応) トラックボール Sサイズ M-MT1BRSBK
充電器はCIO NovaPort DUO 65W。これもコンパクトでとてもいい。ROG Allyへの給電にもじゅうぶんつかえる。
CIO NovaPort DUO 65W PD 充電器 GaN(窒化ガリウム)
あとはヘッドセットとしてOpenCommをかばんに入れてある。さいきんはどこへ行くにも通話用ヘッドセットは必須なんだよね
それと、Anker PowerExpand 6-in-1。XREAL Airじゃなくて普通のモニタにつなぐときはこっちをつかう。
Anker PowerExpand 6-in-1 イーサネット ハブ PD 65W USB-Cポート 4K HDMIポート 1Gbpsイーサネットポート USB3.0ポート搭載
ROG Ally+XREAL Airのくみあわせで、1～2時間くらいの外出先作業ならかなり良い効率でできている。ほんとうはXREAL Airの3DoFをつかった3画面モードもがっつり使ってマルチモニタ作業環境、つまりはほぼフルスピードで作業できる環境にしたいところだけれど、これはまだいまいち動作が安定していない。Nebula for Windowsの今後のアップデートに期待したいところだ。
なので、もっとがっつりと作業するときは、もうひとつかばんをふやして外部モニタを持っていくこともある
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写真にうつっているのは違う機種だけど、まあこんなやつだ。ちょっと重いのでモバイル環境ってかんじではなくなるけど、どっしり腰をおろして作業する環境が可搬になるのはそれはそれでべんりだ。会社や会議室だけでなく、この季節やはり寒いので、天気のいい日は南面でよく日があたるリビングに移動して仕事したりとかしている。
まあそんなわけでHMDをうまく取り込みながらモバイル環境をつくっているわけだけど、こうなってくるとそもそもモニタがついてない（そしてバッテリー駆動はできる）PCがほしくなってくるんだよね。どこかいいのつくらないかなあ。