2年ほど前、現場に出ていて「マスク・眼鏡・Shokz OpenComm・現場連絡用レシーバ(イヤホン)」を全部一緒に耳につける羽目になり、うがあ!っとなってこんなポストをしたことがあります。耳、渋滞しがちなんだよねえ。
特にマスクと眼鏡は同時装着する機会もおおくてよく絡む。うざい。正直うっとうしい。なんとかしたい。
というわけで、前々からちょっとほしいなっておもっていた、JINSの「耳にかけない眼鏡」(ショートテンプル)を買いました。
ショートテンプルとは
メガネの「つる」が普通のサイズの半分くらいで、耳まで届かない長さになっています。では、耳に引っかけるのではなくどうやってかけるのか…?というと…
こんなかんじ。こめかみ部分を押さえてメガネ全体を支える仕組みになっています。これで支えきれるように、メガネそのものも非常に軽いです。
こんな記事があったりするように、メガネが小さく耳のまわりを専有しないのでVRゴーグルなどとも相性が良いのですね。
JINSは過去何度かこういったショートテンプルタイプのメガネを製品化しているのですが、出ては消えで、ほしいなって思ったときには売ってなかったりしました。今回、JINS SCREEN FOR SLEEPとして(眼鏡のフレーム、としてではなく)ブルーライトカットタイプの度無しグラスとして販売が始まっていることを知り、度入りレンズを入れて作ってきたのでした。
掛け心地はどうよ
耳にかけないかわりにこめかみを押さえて支えるので、なんか「当たってる」ないし「押さえつけられている」感覚は、あります。でも痛かったり不快だったりするほどではないし、わりとすぐ慣れました。自分は装着した直後こそ気になったものの、 30分もしないうちに存在を忘れる程度には気にならなくなりました。
ズレやすさは…自分は頭がかなりデカいほうであることもあり…危うい感じはまったくしません。人によっては…小顔のひとは…下向くとズレるとかはあるみたいです。JINS公式では「車の運転を含む室外でのご使用はお控え下さい」「頬骨で留める設計になっているため、一般的なメガネよりも横からの衝撃に弱く、人にぶつかる・自身の手が当たる等でメガネが外れる可能性があります」という注意が書かれています。
でも、繰り返しになりますがとても頭がデカい私は、そのホールド感に不安な感じはまったく、まったくないです。ヘッドバンギングしてもぜんぜんズレない。その気配すらない。かなしい現実ですね…。
いくら?
JINS SCREEN FOR SLEEP (Short Temple)は、ブルーライトカットレンズ(度無し)つきで6600円です。
じゃあ、度を入れるといくらなのか…?というと…
「度付き対応 (+¥8,800)」
!?
6600円に、プラス、8800円!?たかくね??
…と思ったら、この表記は「度付きレンズにもブルーライトカットなどのオプションをつけた場合」とのことで、単純に普通のレンズ(透明・非球面・オプションなしのレンズ)を使用した場合は+3300円とのこと。あわせて9900円でした。
数年前のショートテンプル Airframeは5000円だったなんて話も聞くので世知辛いですが、まあ世代を重ねて良くなってるだろうしよしとします。
他の耳使用デバイスとの干渉はどうよ
Shokz OpenComm→OK
nwm MBE001→OK
ひとまず「装着時に耳からはみ出すもの」を試してみましたが、かすりもしないですね。AirPods Proなどふつうのイヤホンは写真を撮るまでもなく全く干渉しないので、総じて問題なさそう。よしよし。
あとこれは全く推奨するものではないし保証するものでもないですが、参考情報としてApple Vision Proの中には収まったしOptic IDもアイトラッキングも動作しました。
まあそんなわけでしばらくショートテンプルな眼鏡を使ってみることにします。ショートテンプル気になってたんだよな…!って人は、いまはJINS SCREEN FOR SLEEPの中にひっそり売ってますよ、+3300円で度付きのクリアレンズつけられますよ、ということだけ覚えて帰ってください。ではでは。