AirTagを10年持たせる中華電池ケースを買った

MIRO
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公開:2025/7/12

AirTagべんりですよね。電池切れなければ。

なくしちゃいそうなものに仕込んでおけば、いざってときに安心です。電池切れなければ。

盗まれそうな、車とか自転車とかに仕込んでおくのもいいですね。電池切れなければ。

そう、AirTagって、電池、切れるんですよねえ…。

というわけで。AirTagからすぐ切れてしまうコイン電池CR2032を取り外し、そのかわりに単三電池を繋ぐという力業で電池切れ問題を解決する(※10年持つとか書いてある)AirTag用力業電池ケースをかいました。

このアイデア、もともとはElevation Lab TimeCapsuleという商品であったのですが、これはいまは日本のAmazonでは在庫切れになってます。

で、どうしよっかな、と思いつつ、こんなシンプルな商品だったらあれだ、アリエクでも覗けばいくらでも出てくんだろ、と思ったら…

あるわあるわ。400円くらいから、送料入れても700円くらいで買えそうです。というわけで、ポチっとしてみたわけです。

実際に届いたのはこんなかんじ。ケースと、AirTagのCR2032がわりに電気を供給するコイン電池型接点、このケースを閉じるためのネジと六角レンチ、キーホルダーのリングと貼り付け用の3Mテープがセットになっていました。

AirTagと単三電池(※液漏れを防ぐためにアルカリ電池ではなくマンガン電池を使いましょう)を入れて、

閉じればおしまい。

サイズ感はこれくらいです。

この中華AirTag電池ケース、冒頭で紹介したオリジナル(Elevation Lab TimeCapsule)と比べると、AirTag側筐体頂点にネジ穴がありません。結果としてケースの加工精度もあわせて、ちょっとしたことでこちら側(AirTag側)のケースが開くというか浮いてしまいそうな予感がします。そしてここが少しでも浮くとAirTagを「CR2032型接点」に押しつける力が弱まり、電池の接続が切れるためこれは結構致命的です。…と、言葉で書いていても言いたいことが伝わっている予感がまったくしませんが、いざ買って閉じてみるとなんのことだかわかるかなとは思います。要するにパチもんはパチもんで、設計がいまいちってことです。とっほっほ。

とはいえ買ったものは使いたいので、ちょっとやそっとでは浮かないように結束バンドでぎっちり締めました。写真にも白い結束バンドが写っているかなと思います。

というわけで10年持つかどうかはわかりませんが、少なくとももとのコイン電池よりは圧倒的に持つはずの単三電池AirTag。自転車とか車とか、そんなようなやつに仕込んだりして使ってみようかなとおもいます。みなさんもおひとついかがでしょう。AirTag、べんりですもんね。電池切れなければ!

@miro
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