当たり前のことなんかない、それが当たり前。矛盾？いいや。当たり前って…なんだ？そう在ることが自然で、日常で、なにもおかしくない。自分そして自分の属する集団・社会から、そう見做されているものごと。でもそれは他人や他の集団、外の社会にとっては不自然で非日常でおかしなこと、そして異常なことだったりするかもしれない。ひとつの事象を誰の視線で、どんな視点で見るかによって変わるだけ。僕の常識は、誰かの非常識。あなたの非常識は、僕の常識。これは「それでいいと思う」「それじゃ駄目だと思う」なんて善悪の判断が可能な事柄ではない。ただただ事実、変えようのない事実だ。常識は揺れ動くもの、変わりゆくもの、ひとつじゃないものだ。それを認められる人間は皆、豹変できる善き君子なのだ。（書き出し／2023-11-23 THU）