ここ2週間は仕事の面では年度末の繁忙期で毎日何かしらの締切に対応しないといけない緊張感、個人的にもいくつかの出来事が重なってただでさえ体力とメンタルが下降気味だったのに、1/29の漫画家の芦原妃名子さんのニュースを知って全身に力が入らなくなった。芦原さんが作品を通じて伝えたかったメッセージと真逆のことが本人の周辺で起きてしまったことで、こんな結果になるなんて…。
自分の周りの話だと、2015年に東京オリンピックのエムブレムを巡る問題や、2022年6月に福岡パルコで行われた「パルコ感覚」というイベントの炎上問題が起こっていたとき、広告・デザイン・アートに関わる周辺の同業者たちがものすごくセンシティブになっていて、具体的なアクションが何も出来なかった自分は「とにかく誰も死なないでくれ…」と思いながら自体が収束するのを待ち続けていたのを思い出した。
私自身もSNS上でのトラブルが原因の一つとなって心療内科に通い続けている。マスなコンテンツでは得られない情報が大量に集まって楽しい半面、ひとたびトラブルが起きると楽しさと同じだけの量の暴力が一人の人間に注がれてしまう仕組みが問題なんじゃないかと思う。
前は運転免許みたいなものが必要だ、とかもうSNSやめる、といった意見にある程度共感していたけど、今はプラットフォーム側のトップや優秀なエンジニアたちがシステム的にユーザーを守る仕組みを実装して欲しいなって思ってる。私は生身を伴う実生活よりWeb上のコミュニケーションの方が好きだから…
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写真は近所の植物園にあった小屋。この中で本を読んだりしたいな。電子書籍派だから気付いたらtwitterに切り替わったりしてるかもしれないけど…