来週末に人前で3分間のスピーチをすることになった。動画に残るみたい。

女性的な声を目指して、数ヶ月前にLGBTQ+フレンドリーなボイスレッスンをオンラインで1回だけ受けた。通常の声と裏声を混ぜた「ミックスボイス」という音を出せると、平均的な女性の周波数帯に近付いていくことができるらしくて、いくつかテクニックを教えてもらったんだけど…「でも、みさこさんは元々出来てるみたいですね」と言われたので、じゃああとは一人で練習してみますといって体験だけで終了したのだった。

ウクレレでキセルとかリリィ・シュシュとかの弾き語りを練習していた甲斐があったのかもしれないし、単に昔から男性的な声が嫌で無意識にずらしていたのかもしれない。

それからは、いつも聴いてるポッドキャストや動画で好きだなとか声質が近いかもと思う声が出てきたときはシャドウイングしたりして自分なりに練習していたけど、肝心の「自分の声を録音して聴くのを繰り返す」をやったら絶望で死んでしまう(概念的な意味で)と思ってずっと実行できないでいた。

でも、動画が残るなら、初対面の人が多いなら、自分が取りたいビジュアルに近い声で話したいなって思ったので久しぶりにしっかり休日にできた今日、初めて試してみた。

結果は…周波数だけなら女性に近い225Hz前後が出るけど、息の混ぜ方やよく言われる「抑揚」とかが難しくて、無理してる感が出てしまう…。原稿を用意するのと並行して、ギリギリまで練習しておくことにする…。

@misakomisako
福岡を拠点にグラフィックデザイン・写真・編集のお仕事。最近は歴史や政治、社会問題の視点から自身の仕事を見直し中。お寿司とキャロットケーキが好き。 misaquo.org