熱帯魚日記⑤

味噌日
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お久しぶりです。3月は決算月ということもあって仕事がとてもつらい味噌日です。うんち。

気づいたら前回からひと月近く間が空いてしまった…何もいじってなかった訳では無いし色々とやってはいました。

てなわけで色々と変化もあったんですが、ひとまず現在の様子をどーん。

なんかそれっぽいなオイ!

前回色味が抜けて困っていたロタラブラッドレッド(後方正面水草)とロタラワヤナード(後方左水草)ですが、ブラッドレッドについては概ね色が戻って本来のキツめの紅色になりました。これぞブラッドレッドといったところ。

ワヤナードについては写真だとわからんと思いますが先端の茎が赤くなってきてて着実に状態は改善してます。このまま行けば先端部が色づいていい感じのグラデーションになってくれそう。やったね。

では何をしたのか?という話。

ちょっとした理科の話なんですが、赤くなる水草は光合成が活発なときに赤色の色素を出すらしく、反対に足りてないと緑色になってしまいます。緑色は光合成用色素のクロロフィル由来で、赤色は光合成を抑制する働きのあるアントシアニンのような色素が由来なんだとか。紅葉と一緒すね。

要は単純な話で、水草を元気にすれば赤くなる、ということなわけです。水草を元気にする方法はたくさんあれど、現状なぜ元気が無いのかは不明なので手当たり次第色々やりました。

1つ目、ライトの追加。

これは前話したやつですね。前面のニューラージパールと左のグリーンロタラさんがデカくなっただけでした。よかったよかった(適当)

2つめ、ソイル(土)の追加。

ソイルって土には栄養と水質の調整機能があるので、多めにいれるとそれだけいい感じになると踏んで投入。何も起きませんでした。

3つ目、バクテリアの導入。

ここらへんから真面目に考え出します。水草にとって栄養のバランスは凄い大事なことらしいんですが、有名どころだと窒素、リン、カリウムが肥料三大元素として知られてるんですね(生物やってた人は知ってるかも)。この内の窒素とリンは魚がフンから供給されるんで、過多になりがち。特に窒素分が多過ぎると水草の調子が落ちることがあるらしいので、それを分解できる脱窒作用のある菌をぶち込んでみました。そんなすぐに効果があるわけでは無いので一先は様子見です。

1週間くらい待ってみたんですが、一向に改善する気配がなくひたすらにグリーンロタラが伸びるだけなので、一度CO2の添加量も確認。ここで大事件が発覚します。

5つ目、CO2添加量の減少。え、減らすの?と思った方。あなたは正しい。なぜなら私が入れていたCO2の量がバグっていただけだから。気づいたときはとんでもないスピードで気泡が生成されていて笑いました。どうやらこのせいでバクテリアがCO2中毒になって死に絶えていた様子。すまんバクテリア、俺はお前らを死地に送り込んだだけだった。

てなわけで原因が判明し今に至ります。まだ完全に赤くなったわけじゃないし、追加したい水草とかも出てきたのでまた色々書けたら良いなといったところです。この水景を作るために死んでいったバクテリア達に黙祷。

それではまた今度。