友達のマラソン大会付き添いで函館に向かっています!到着まで5時間もあるのでのんびりと書き散らしをして過ごそうと思い筆を取りました。
今日は「それっぽい」でクソほど喜べる人種で良かったなぁという話。
どうやら「それっぽく見せる」ために「誤魔化す」のが得意な方らしい。その上「それっぽい」だけで私はめちゃくちゃ喜んでしまうらしいということに気づいた。コスパ良。
誤魔化すのが得意だ、と言うと悪く聞こえるかもしれなく、実際不正や失敗を有耶無耶にするような誤魔化しレクチャーをしようと言う事では一切なくて……自分に対してなら結構悪くないんじゃないの〜という話です。
多分ずっとそんな生き方をしている。内申点を取るためにそれっぽく生徒会長なんかをして、それっぽく成績を出し学生時代を過ごし……
今私はしがないSEだが、それっぽく客の要望を聞いて、めんどい話はそれっぽく受け流し、時には聞いてそれっぽく実装した振りをして、それっぽく納品している。
料理だってとりあえず見た目か味が「それっぽければ嬉しいな」と思って作っている。うおー!店っぽい!!でテンション爆アゲになる。
これはある日の唐揚げとポテトサラダ。ポテトサラダの上にパプリカパウダーを振りかけるだけでそれっぽさが上がるのだ。ベーコンはカリカリにすればするほど店っぽい。
雰囲気で生きすぎ。というのも分かるし、それっぽいだけでは何にもなれない。というのも分かる。
でも変な所の諦めが早いのか「普通の人間は何にもなれない」「何かになれる人間は極小数」と思っているから「何かに一瞬でもなれる」気がする「それっぽさ」に喜びを感じているのかもしれない。
私は有名な何かになれやしないし、完璧超人にもなれない。それでも「それっぽい奴」には誰だってなれるのだ。真似をすればすぐにでも。
完コピしてそれを「自分が考えました!!やりました!!!」っていうのはこれまたダメだけど、真似はなんにも悪い事じゃないと思う。オリジナリティが……とかいう話もあるけど、そんな段階は遥か先にあると思うから。
好きな人、作品、見た目、景色、美味いもの。どうやったら再現できるか考えて調べてやってみる。すると思った以上に簡単にそれっぽくなる!嬉しい!天才かもしれん!じゃあもっとそれっぽくするには……でGoodなループが生まれる。
そしてその先に「もう少し甘いほうが好きかも」とか「紫色の方が好きかも」とかいう自分の好みが追加されてオリジナリティが発生する……んじゃないかと思っているから毎回「レシピ通りに作れよ!!まずは!!!」と友達に叫び散らかしている。
良いと言われてることは全部試してみたい。それっぽさを求めているから全然形から入る。むしろ形から入れないような物事は挫折する気がする笑
小説っぽいものを書き始めてもうすぐ1年。これも好きな文字書きさんに憧れて「それっぽく」話を書いてみたのが始まりだった。今でもそれっぽく書いているだけだけど、少しは自分なりのノウハウが身についたような気がする。今晩新しく書いたSSをアップする予定だぞ!
そして絵はもうすぐ2ヶ月……人体を描くのも顔を描くのもまだまだ下手だから、背景もそれっぽく描ければ全体的にそれなり感が出るのでは?!と最初何も描く予定が無かった所にタイルを描いてみた。あと血しぶきも。
やっぱりそれっぽさ増すわ……と確信し、更なるそれっぽさを求め背景を写真トレスで練習した。どうやら絵に情報量?が増えるとそれっぽく見えるらしい。
ぽいわ〜!!!笑
何より「絵を描いている」っぽさが出るのが楽しい。そして師匠に「それっぽいで喜べるのって才能かも」と言われ、この書き散らしを書いているのでした。
何の話がしたかったのか分からなくなってきたが、とにかくまずは「それっぽい」でいいじゃん。という事でした……それっぽく生きてるうちに、何か確立できる物事が出来たら儲けもんかも位の気持ちで生きています。
身体にストレスのかかる夏がやってきます。読んでくれた方も心身共々健やかに生きられますように。それっぽく乗り切りましょうという自戒も込めて。