先日、まとまった文章を書くことへの苦手意識を払拭したくて、こちらのイベントにオンラインで参加しました。
その際にわたしが書いたエッセイを、イベントに登壇されていた高田怜央さんがこちらで紹介してくださっています。
本当にありがとうございます。ノートパソコンを抱きしめて「うれしい…」とつぶやいてしまうくらいうれしかった。
どなたかに自分の文章を読んでもらえるだけでもありがたいというのに!
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もはや覚えていないほど前から、自分の心の中に「ものを書く」ことへの憧れや畏れのような気持ちがずっとあって、それをうまく扱えずにいた。
誰かの研ぎ澄まされた文章を目にしては「かなわない」なんて比べてしまったりもしていた。
でもそういうことではないんだな、と改めて思う。
胸の中に巣くう気持ちも、生活や考え方もすべて、自分の文章を作り出すために欠かせないものなのだと。
自分をはめ込むための型も、比較のための物差しも、全部投げ捨てよう。
思いを形にすることには意味があるのだ、と言い切ってしまおう。
現状へのささやかな抵抗と自己表現として、試みることをやめない。