2026/05/31(日)
休日。街に出てユニクロでデニムのズボンを買う。裾上げしてもらっている間に、無印良品でTシャツを二枚買った。これでデニムのズボンを二本、Tシャツを四枚、あとVネックのインナーを四枚手に入れた。夏の服が揃った。おもっていたようなTシャツとは微妙に違うが、まあ、想像通りとはいかないだろう。書店で『住みにごり』の三巻と、『違国日記』の二巻を買った。茨木のり子が生誕百年だそうだった。茨木のり子の詩集が積んである。茨木のり子の詩は茨木のり子の死後も忘れられず、読み続けられている。帰りに日高屋に寄って、昼ごはんとして黒酢しょうゆ冷やし麺の大盛りと餃子六個のセットを食べた。もっと食べたかったけれど我慢した。帰宅して、なにもする気になれず、横になって買った漫画を読んでいたら眠ってしまった。起きてテレビをつけるとラーメンや、つけ麺についての番組をやっていた。『葬送のフリーレン』を一日に一話ずつ見ている。このたのしみを続けたい。夜は二時過ぎまで眠れなかった。
2026/06/01(月)
バイト。これから毎週四連勤。月曜日は入荷がないらしいと知った。きょうは同僚は健康診断で休みだった。ひとりで細々とした作業をして時間を埋めた。暇だった。これで同僚がいたら仕事が足りなくなってしまうだろう。人生に勝ち負けはないのか? という疑問について考えていた。ぼくはたまにこのひとには敵わないな、とおもうことがある。そういうときは負けていると言えるのではないか。たぶん、同じようなゲームをやっているひとの間では勝ち負けのようなものはあるのではないか。サッカーをやっているひと同士の間には勝ち負けはあるが、サッカー選手とバスケットボール選手の間には勝ち負けはない。そういうことを考えていたら、自分は若い頃、弟と喧嘩をして(直接的な喧嘩ではないが)、負けていることをおもいだした。惨敗だったのだ。それからぼくは自立して、実家と距離を置いてひとり暮らしをするようになり、弟はいまも実家にいる。兄弟だとついお互いをライバル視してしまうところはあるだろう。勝ち負けはひとと比べるところから生まれる。比べることなんて無意味だとどこかで知っていながら比べるのをやめることはできない。
2026/06/02(火)
バイト。台風が近づいているらしい。お気に入りのうどん屋でまいたけの天ぷらうどんを食べる。りっちゃんにこのうどん屋のことを知っているかラインしようかとおもったが、りっちゃんはグルメなので、味にうるさく、ぼくが気に入っているうどんでも、おいしいと言うかわらない。りっちゃんは正直な性格でもあるので、批判的なことを言うかもしれない。そうなったら嫌だな、とおもう。でも、ぼくが自分でおいしいうどんだとおもっているのなら別にどう言われても気にしなければいいのかもしれない。もう、長いことりっちゃんにラインを送れていない。M春ちゃんが、吟行のイベントをやるというので、参加したいとラインをした。かなり長時間のイベントで、知らないひとも来るらしく、ぼくは社交が不得意で体力もないので、あきらめようかとおもったら、M春ちゃんが出してくれたアイディアで参加できることになった。M春ちゃんはいいひとだ。寝つきの悪い日々が続く。目をつむり、短歌を頭のなかで考えながら眠くなるのを待つという短歌入眠法を発明した。
2026/06/03(水)
台風の日。団地から外に出たら強風でいきなりビニール傘が壊れてしまった。仕方がないので家に引き返した。そのせいで遅刻してしまった。古い傘を差して近所のファミリーマートに行って新しいビニール傘を買った。それを持って改めてバイトに行った。風で傘をひっくり返されないように注意して歩いた。地味に長い一日だった。パートさんたちはきょうも会社と仕事への不満を話していた。建物が古いから、雨漏りしている。こんな古い建物で地震が起きたらどうなるのだろう、というような話だ。帰る頃には台風は過ぎて晴れてきていた。晩ごはんはスーパーでマカロニサラダ、大きなお弁当、ビール、カップ焼きそばを買って全部食べた。ストレスが溜まってきている。疲れて畳に横になり、ショート動画を見ていたら時間が溶けていった。疲れた。なんとかシャワーを浴びて、『葬送のフリーレン』を一話見た。
2026/06/04(木)
バイト。四連勤を終えた。疲れた。仕事の帰りにコメダ珈琲店に寄った。最近、コメダ珈琲店に来すぎだとおもう。この夜の時間帯は静かで空いている。たっぷりサイズのアイスカフェオレを注文して、それを飲みながら、秘密のノートに短歌をつくった。スマホの充電が切れているからか、アイディアが次から次へと浮かんだ。わざとスマホを持たずにコメダ珈琲店に来て、アイディア出しをするのもいいかもしれない。落ち着いたので追加でエビカツパンを注文して、それを晩ごはんとして食べた。以前、ツイッターのフォロワーが世界の終わりの日にどう過ごすかと話していたので、自分でも想像してみた。たぶん、分かれ道は実家に帰るかどうかということになる。自分のために過ごすなら実家には帰らず、電話で済ませるだろう。この世界の終わりの一日の想像では、自分が最後に会いたいひとが、向こうも会いたいとおもってくれるか、という問題がある気がする。短歌がたくさんできたので、今月の月詠がもう完成してしまった。相変わらず寝つきが悪い。
2026/06/05(金)
休日。N猫さんと赤羽のお寿司屋さんに行った。以前から約束していたのだ。赤羽に行くのに一時間はかかった。静かでいいお寿司屋さんだった。お店のひとはすごく人見知りみたいな風に見えた。お寿司はわさびが効いていておいしかった。その後、カフェでコーヒーを飲んだ。懐かしい雰囲気の本屋さんにも行った。疲れてしまってひとりになりたくなったので、無理を言って、N猫さんには先に帰ってもらった。ひとりで梅の木という喫茶店に入って、アイスコーヒーを頼んだ。出入り口のガラス張りの扉越しに外を行き来しているひとを見ていた。最近は自分の社交的な体力のなさをかんじることが多い。自分の人生はやはりひとり用なのだろうか。しばらく休んだら回復したので、また一時間かけて戻った。自宅の最寄駅のサイゼリヤで晩ごはんを食べた。ツイートがバズっている。
2026/06/06(土)
休日。なんだかまとまりのない気分で物事に集中できない。朝、実家に帰ろうかとおもって、お母さんにラインしたら、きょうはお父さんが自治会の集まりに出るからダメだと言われた。それから散歩をした。日差しが強くてまぶしい。日高屋でお昼ごはんを食べて、イトーヨーカドーで靴下を買った。ツイートがバズり続けていて落ち着かない気持ちになる。内容は職場での人間関係のコツ、というつまらないものだ。スマホの電源を切って、すこし眠った。日が暮れたので、ぎょうざの満州に晩ごはんを食べに行く。チャーハンの大盛りと餃子。ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』を読み終わった。何回か挫折していたけれどようやく読み終わることができた。調子がよくなくて、自炊ができず、地味に散財してしまった。あしたはなるべく静かに過ごそうとおもう。『葬送のフリーレン』を一話見る。