雨粒がベランダの柵叩く音、数えるリズムで歌を詠んでる
映画を高尚な趣味だと思っているうちは楽しめないかもしれない
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映画をよく観るようになった。ここ2年ほどの話だ。きっかけは大学の先生がよく映画の話をしていたから。映画を観て、その物語のメッセージを感じ取った気になる。とてつもなく高尚で、かっこいい。
短歌を詠むようになった。私の大好きな友達が短歌を嗜んでいたからだ。おしゃれで素敵だと思った。歌集も読んだことがないのに、見よう見まねで短歌を詠んでいる。
同人誌を書くようになった。大好きな同人作家さんに少しでも近づきたかったからだ。同人誌を書いて、他のサークルさんと机を並べて交流して、"作る側"の気分を存分に味わう。
私の人生はいつもこうだった。
あいみょんの「風のささやき」は歌い出しが「このまま朝が来なけりゃいいのに」からはじまる。私はこの曲の二番のサビにある「頑張れなんて言うなよクソが、死に物狂いで生きてんだ」という歌詞が大好きで、手帳に書き留めている。
私はこんな感じの人間である。