古い25年来の友人がアニメを作っている(構想・妄想?中)。
ぼくらは1995年頃にネット上で出会い、ネット上で多くの時間を共有した。当時はダイアルアップ接続で夜間だけ定額になるテレホーダイというNTTのサービスがあったので、23時になるとすぐにプロバイダに接続し、テレホーダイが終了する朝の8時までチャットルームに入り浸った。
初めてリアルで会ったのはその数年後だったと思うが、それ以降もリアルで会うことは年に1〜数回で何年もご無沙汰するときもある。ほとんどの友人関係はそれぞれ社会に出るとそんな感じになるとは思うが、同じ業界にいることもありたまに一緒に仕事したり、数年に一度ふと会って趣味の話をしたりする。SNSがあるのでゆるくつながっている感じだ。
先日数年ぶりにまた会ったときに「主題歌作って」と言われた。何も考えず「いいよ」と答えた。数日後に歌詞が上がってきたので印刷してトイレに貼った。そのうちできたら良いなと思ってたらその日にメロディができた。それからアレンジを施したりしてたらわりと早く完成してしまった。
誰かの歌詞に曲を付けたのはほとんど初めてだったが、自分だけでは出てこないフレーズとかが浮かんできて楽しかった。もはや歌詞さえあれば歌モノの曲がいくらでも作れる気がしてる。最初はピアノだけでポロポロ弾いたラフを「こんなのどう?」って送って、少しできてはまた送ってを繰り返す。歌詞(と上述のアニメのサイト)の熱量に引っ張られる感じでどんどん制作が進んでいった。
今はエンディング曲を作っている。