現実がひどく忙しい。年度末だからだ。
同僚がコロナで休む穴を埋めるために労基署に怒られないギリギリを攻めた勤務をしたことで、やや体調が悪い状態が続いている。いや、それはきっと嘘だ。これより前から現実やインターネットの大きな声がひどくうるさく聞こえるようになってしまったからだ。でも、現実もインターネットもやめられない。心地いい暗がりを探しているのに、定期的に明るい場所へ行かなければならないと私は思い込んでいる。
全知全能にならなければいけない。人間にはきっと無理だが、それを求められている。それには悟りを開くか、多くの学びを得るしかない。その度に「まだ辞めないのか」と言ってきた彼のことを思い出す。この言葉を突きつけてきた事実を、彼はもう忘れていることだろう。そうであってほしいと願う。
本が読めるようになった。ただし、読むまでの腰が異常に重い。読みはじめれば読むのだから、さっさと手をつければいいのに。読書がサブカルチャーになった、という言説をどこか(おそらく旧ツイッター)で見た。読書メーターでやたら高尚な感想を呟く人々を見ながら、私はただこのカルチャーが廃れていくのは怖いなと思うだけとなった。読書は友達、怖くない。
悪夢を定期的に見る。最近は睡眠時間が短い。入眠に時間がかかってしまうからだ。健康に関する話をしだしたら、もうだいぶ年を取ってしまった気になる。来年には30歳(!?)になるのだから、年は取っているのか。
頭痛のたねはいまだにそのままで、いつか私が爆発四散する前に物理的に爆発してしまいそうで仕方がない。