ちょっとだけ不安になって立ち止まる足元に花 頭上には月切り株にぽかんと空いた虚しさはふたりで食べてようやく満ちる愛ゆえに壊してしまわないようにそっと隠してあたためている笑い方ひとつ知らない雪原に突如と咲いた真っ赤な炎計らいの罠にかかった痛みから芽生える情も運命となる短歌都まなつ自創作。短歌・詩歌。