壊すことなく抱いてあげたい薔薇の気持ちを少し知る夜が抜け落ちただ息をしてふときみを見た きれいだシーツに沈むあなたの髪を撫でてあげたら朝も妬くなんだかへんだきみの煙管にまでも心が苦しくてあなたの着るものゆっくり剥がし白身魚を焼くようにきみのあやつる夜とか闇につながれるまま檻のなか都々逸都まなつ自創作。短歌・詩歌。