映画カラオケ行こ!を見た

miyamayama
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見る前

(この文章は見る前日の夜に書いてます)

今しがた明日のチケットを取った。

去年は自分にしては頻繁に映画を見ていたので、毎回リピート割使えてた。でも今回は前見た時からだいぶ空いたので通常料金だった。ちょっとくやしい。(ちなみに前回は11月にゲ謎見てた。)

何回か映画を見に行って、映画は人の感想を見る前に行くのがいいな〜と気付いたので、今回も感想が目に触れる前に行く。

ほかの予告は見てないけど、これだけはアップされてすぐくらいで見てる。見た時から、狂児やっぱり綾野剛じゃないよ〜と思ってはいる。

明日行くのも、行って見た上で「っぱ綾野剛じゃなかったわ」とまっすぐな気持ちで言うためなところがある。

明日見たら思ってること変わるかな、どうかな。普通に結構楽しみかもしれない。

見た後

(ここからの文章は見た当日の夜に書いてます)

おもしろかった。カラオケに行きたいな〜となる映画だった。

時たま綾野剛から狂児を感じてよかった。聡実くんはめちゃくちゃ聡実くんってビジュでいい。あと想像してたより何度も紅を聞かされてじわじわきてる。

狂児に合いそうな曲を書いたメモ取り出して、この曲はあーでこーで……と一生懸命語る聡実くん。だけど狂児は聡実くんの顔ばかり見てて全くメモを見ていない……、ってシーンがすごくすごく良かった。ここは綾野剛で良かったな〜と思った。

あと完全オリキャラの映画部の部長がめちゃくちゃいい味だしてた。決して多くはない会話だけでも、この二人仲良いんだな〜ってのがしっかり伝わる、ほどよい距離感。脚本すごいかも。

巻き戻せないビデオテープは、思い出さない青春時代ってことだと解釈してる。でも狂児に出会った(新しいビデオデッキ買ってくれた)ことで、狂児の存在自体が思い出す(巻き戻す)のに値する青春の1ページになったのかなと。

↑書いてて思ったけど、狂児と出会って人生の歯車が狂って回り出したって意味かも。いや絶対そっちだ。

原作を知ってる映画見ることと私があんまり相性良くない気がする。このシーンをこう変えたのか、って原作との違いに目がいきまくる。聡実くんのナレーションが無いのがさみしかった。和山やまのあの独特のリズム感を楽しみに行くと、肩透かしを食らうかもしれない。映画単体として見ればいい映画なのだと思う。今までの人生で実写映画をあまり見てきていないので確信は持てないけれど。

結論として、「っぱ綾野剛じゃなかったわ」と全力まっすぐには言えないくらい、綾野剛にもいい狂児ポイントが沢山あった!この映画としては綾野剛で正解なのだと思う。

でもでも、長瀬智也が演じる狂児も見たいよ……。