今年に入ってから会社のチーム編成が変わったりして、改めて開発のうまい進め方について話す機会が増えた
そんな中で面白いなと思ったのは「こうすればいいのに」というワードが出てくるような状況に対しては注意したほうがいいという話だった
たとえば「こうすれば上手くいくのに」と誰かが言って、周りのみんなも賛同しているのに誰もアクションを取らなかったら不健全だろう
逆に「こうすれば上手くいく」と誰かが言って、でも周りのみんなはそれに反対して何もさせないという状況もよろしくない
アイデアをスルーされた後、たとえ別の要因でうまく行かなかったとしても「ほら見ろ、やっぱりあれをやらなかったから駄目なんだ!」と禍根を残してしまう
こういう状況、よくある。何度も直面してきたし、上手くいくと思っていても実際のところはだいたいは何かしら気づいていない問題があって上手く行かない
上手く行かないだろうからやらないほうがいい。だからといって、なにか良いと思ったことに対してアクションが成されないとアイデアは不健全に想像の中に留まり続けるばかりで上記のような問題になるのではと思った
じゃあどうすればいいかっていうと、とにかくそれがいいものなのかどうかミニマムでいいから実装して試して検証するのが一番だよねという話
実装してみた結果、「うーんやっぱこれだと上手くいくところもあるけど、こういう問題あるなぁ…」とか理解できるし、良さを確認するというよりは早めに上手くいかなさに直面して納得するのが大事な感じはする
そうした上で、一見だめだけどここをこうすれば…?と積み増していけると良いんじゃないかと思う